バレンタインがもうすぐやってきますね。今年は2月14日が平日なので、久しぶりにドラマが拝めるかもなぁ、とゲスな期待をしているたまこです。(過去2年は週末だったのですよ!) タイのバレンタインは日本とは異なり、男性が女性に花やプレゼントを贈るのが一般的です。お仕事中でも花が届き、休憩スペースでは「誰がお花をもらったか」「どんなロマンチックな話が背景にあるのか」とゴシップが飛び交います。また、お付き合いしている人がいる場合は、仕事が終わってからデートの約束をしていることが多いようで、他社にお勤めの彼氏が花束を持って迎えに来る様子が見られたりします。 そんなタイのバレンタイン。いくつか私が見聞きした話をご紹介します。 Aちゃんの場合 元同僚のAちゃんは社内でもいちにを争う美人さんでした。くっきりした顔立ちと大きな目、美しくまっすぐな長い髪、ほがらかな性格でお酒も強く、日本人駐在員にも評判のいいスタッフでした。ある年のバレンタインデー、仕事中に彼女宛の花束が届きました。「さすがAちゃん!」と感心していたところ「これ、彼氏からじゃない。仕事が終わったら、彼氏が迎えに来ることになっているから、たまこさんにあげる。持って帰ってもいいし、捨ててもいいよ」と手渡されました。かなり豪華な花束だったのですが、彼氏にみせるわけにもいかないという彼女の気持ちも当然…。笑顔でチャッチャと不要な花束の処理をするAさん、さすがモテる女は違う…! Sさんの場合 今でこそ外国人と結婚し、相手の方の国に暮らすSさんですが、実はバツ1でした。元旦那様は学生時代からの彼氏で、穏やかな人だったと聞きます。しかしいろいろなことがあって離婚。すると離婚直後のバレンタインデーに花束が届きます。「別れた旦那さんかな?」と思っていると、相手は大学時代にSさんに片思いをしていた同級生。Sさんが離婚したと聞いて「ずっと好きでした」と告白してきたとか!10年越しの告白に周囲は色めき立ったものの「今は誰かとおつきあいする気にもなれないし、あなたのことはそういうふうに見られません」とSさんはお断りしたそうです。しかしどうしても諦められないということで贈られたのがその花束でした。結局、Sさんは持ち帰らず、その花束は休憩スペースをしばらく華やかに飾ってくれたのでした。 Bさんの場合 Bさんは入社8年を越えたベテラン社員。リーダーとして後輩の育成を行い、連日残業という仕事中心の生活を送っている人でした。好きな人がいるという話は度々聞くものの彼氏は長いことおらず、休暇は独身の女友達と旅をするような、いわゆる「タイ式おひとりさま」。しかし毎年バレンタインになるとどこからか花束が届きます。Bさんと仲が良い同僚いわく「大学時代にお付き合いしていた元カレからの花束」とのこと。別れてからも毎年花束を贈るという約束になっていたそうで、元カレはその約束を忠実に守り続けていたということです。「Bさんはヨリを戻す気はないの?」とあるとき聞いてみたことがあります。彼女は「むりむり、もう終わった話だから」。でも毎年きちんと花束を持ち帰るあたり、きっと何かあるんだろうなーと思わずにはいられないのでした。 バレンタインは戦場 タイの中間層の恋愛は結構堅実、というのは以前も書きましたが、その表現の仕方はとてもロマンチック。職場への花やプレゼントの配送は自分の存在を周囲にアピールするには絶好の機会なのでしょう。逆にいえば、これくらいできて当たり前。片思い中であろうと恋人であろうとバレンタインの贈り物と演出はとても大事なことで、女性側もシビアに受け止めています。モテる女性へのアプローチほどしっかりと!タイでバレンタイン大作戦を検討中の方、素敵な演出を検討してくださいね。... Read More
Positionライター
Joined07/04/2016
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土曜日の午後、友人から「ここに行ってみて!すごく面白いよ!」との連絡があったのでBangkok Mini Maker Faireなるイベントに足を運んでみました。 公式ホームページ http://www.bangkokmakerfaire.com Facebook https://www.facebook.com/pg/bangkokmakerfaire/events/?ref=page_internal 簡単に言ってしまえば、ロボットやドローンをつくる人たちの展示会といったところでしょうか。会場内には小さなブースがたくさん出ていましたが、小規模かつ革新的なアイディアを実現すべく活動している企業や、プログラミングを習うキッズクラブのようなところ、個人で出展している人などなどが見られました。 出品作品の傾向 最も多くみられたのはロボットと3Dプリンタでしょうか。ドローンも多く扱われていました。LEGO社が出しているマインドストームを使用したものや、設計から部品組み立てまでをDIY感覚で作ったロボット、ラジコンカーのようなものから、デスクトップパソコンのタワーに車輪を付けて動くようにしたもの、同じ円を延々と描き続けるロボットアームやパワースーツ状のものなどなど、”ロボット”と名のつくあらゆる形のものがそこにはありました。ちなみに日本人も出展していて、なんと二足歩行するロボット!背中に背負った刀を抜く動作や荷物を運ぶ姿は見事でした。 ちょっと経路の異なる展示はVR体験ブースと電気自動車、そしてBit Studioのもの。Bit Studioの公式サイト(www.thebitstudio.com)に記載のある『the three little pigs』と『constellations』の展示があったのですが、前者は仮想空間を子豚(自分をスキャンしてつくったもの)が走り回り、その動作はスキャン時に作成されたQRコードを読み取ったスマホをリモコン代わりにするというもの。キャラクターもかわいかったのですが、スマホがその場でリモコンになるというのが面白かった!後者は手でつくった影絵が動き出すというものでしたが、犬のぬいぐるみもきちんと読み取って犬の映像が現れたのには大笑い。インタラクティブな展示で大人気でした。 若者たちの闘い 一方、実用的で興味深かったのは“YOUNG MAKERS CONTEST”と名付けられたコーナー。 大学生と思しき若者たち(女子含む!)が自作した数々のアイディアを競っているブースが並んでいるのですが、火災探知機やスマートホーム(リモコンで電気をつけたり植木に水をやるもの)から、糸車(デモ機が壊れていたのか動かず…)、電動車いすなどなど幅広い作品が出展されていました。多くは介護の分野で活躍しそうなもので、今後のタイが抱える高齢化社会を若い人たちが支えようとしているのかしら…などと思ったり。ここのコーナーはコンテストと名付けられているように、来場者が一番気に入ったもののブースに設置された投票箱に、投票用紙を投函。その得票数によってコンテストの順位を決めるとのことでした。私も投票用紙をもらいましたが、どの作品に対しても「学生さんがこれをつくったのか!」という驚きが強くて選ぶことができず…。誰が優勝したのかしら…。... Read More
サワッディーピーマイカ。あけましておめでとうございます。本年もたまことANNGLEをよろしくお願いいたします。 さて、お正月早々、日経新聞にタイにいるミャンマー人難民キャンプへの支援が減っているという記事が掲載されました。 タイでミャンマー難民支援激減、「学びの場」存続の危機 新政権発足で支援は国内集中 タイに暮らすミャンマー人 タイには多くのミャンマー人が住んでいて、バンコクでも工場・建設現場、飲食店、マッサージ店などを中心に働いている人が多くいます。人手不足が深刻なタイにおいて、いわゆる3K仕事も引き受けてくれるミャンマー人は貴重な人材。出稼ぎに来ているために簡単に辞めることもないため、多くの日系企業でも採用し、勤務実績をあげています。 また、メイド紹介サービスのウェブサイトを見ると、多くのミャンマー人が登録されています。バンコクでミャンマー人のメイドさんを雇っている人に話を聞いてみると、言葉の問題もあってコミュニケーションに多少の難はあるものの、人柄は穏やかでまじめだといいます。私が以前住んでいたアパートにもミャンマー人のメイドさんがいましたが、とても優しく穏やかな人でした。雇用主としての付き合いではないので仕事ぶりをどうこう言うほどは知りませんが、まじめに仕事に取り組んでいる様子を覚えています。お互いタイに住む外国人ということから親近感を持ってくれているようで、「今度ミャンマーに帰るときに一緒に行かない?」と今も声をかけてくれるのですが、まだ実現していません。 そんなふうにタイ社会で労働力の一翼となっている人たちがいる一方で、タイとミャンマーの国境付近には依然として難民キャンプがあり、帰国を果たせずにいる人たちの存在があります。少数民族ロヒンギャの問題は日本でも報道されていますが、そのほかにも多くの少数民族が国境地帯に暮らして不便な生活を強いられたり、経済的・政治的な理由で難民としてタイ側のキャンプにとどまって暮らしているといいます。ミャンマー難民への医療支援をしていることで有名なNGOメータオクリニック(japanmaetao.org)でも、近年は資金援助がミャンマー国内にシフトしているために資金不足だと、ホームページでも記載しています。 タイの人がみるミャンマー人 日系企業の多いタイの産業界において、大きな貢献を果たしているミャンマーの人たち。私たちは多かれ少なかれ彼らの働きに支えられていると言えます。では、タイの人たちはミャンマーの人たちについてどう思っているのでしょうか。 私の同僚数名に話を聞いてみましたが、ミャンマー人を見下している人(貧乏だからとか、いわゆる3K仕事にしか就けないからなど)や過去の歴史的な理由であまり良い感情をもてないという人、密入国などの犯罪を犯しているから嫌だ、などの否定的な発言がありました。個人的にミャンマー人を嫌うような出来事があったというわけではなく、「全体的にこういう人がいる」という前置きつきなのですが、外から見ているだけではわからない感情的なものがあるのでしょう。一方で、旅行先として選択肢に入れているというタイ人も多くいます。近くて遠いお隣の国、というところでしょうか。タイもミャンマーも仏教徒が多いということもあり、お寺を見て回りたいということもあるようです。 我々にできること 日系企業のミャンマー進出についてニュースになることが多いですが、タイにも多くのミャンマー人が暮らしていて我々の生活を支えていること、難民がまだまだいるということ、そしてタイの人たちを理解するためにも、タイとミャンマーの歴史を学び、私たちも理解を深めていく必要があると、年初より考え続けています。バンコクにいると衣料の寄付やボランティア活動などの機会があるので、今年は何か一つでも貢献できればと思っています。国を変えることはできなくても、自分の行動を変えることはできますからね。... Read More
9年前にバンコクで就職したとき、採用担当の方(駐在員さん)から言われたことがあります。「あなたは日本人だけれど、あまり駐在員と仲良くしすぎてもきっとあなたがつらくなる。自分のためにもタイ語を学び、タイの人たちを理解して彼らと同じ場所で長く働くつもりで頑張ってください」。今回はこの言葉についてちょっと考えてみたいと思います。 現地採用の役割とは? 現地採用である私たちがタイで求められている役割とはなんでしょうか。駐在員でもなく、タイ人でもない。「日本人」ということがある種のブランドとなり、採用されている、果たしてどういう意味なのでしょうか? 長く住んでいる人を揶揄して「タイ人化してきた」などといいますが、中にはタイの人たちの考え方やペースになれてしまい「日本人としての価値」を発揮できずにいる人がいます。日本人を高いコストをかけても雇う理由は、その言葉に多くの意味が含まれていて、その価値を生かしてくれることを期待しているからだと思います。どんなにタイ語ができようとも、私たちは日本人であり、その「日本人」という言葉が内包する意味を考えておかないと、価値が薄まってしまいます。 逆に、「日本人だから」と駐在員と同じような高みからタイ人スタッフに指示を出し、タイ人を小馬鹿にしたような態度をとる人もいます。果たしてそれは現地採用という立場ですべきことであり、会社が期待していることなのでしょうか?「日本人であること」に間違いはありませんが、「日本人だから」威張っていいというものではないはず。 タイ語がどれだけできようと、タイ人スタッフと駐在員以上に上手に付き合えなければ、その人の価値は薄くなってしまいます。タイ人スタッフに「あの人とは付き合いずらい」と思われてしまっては、会社に居づらくなるのは自分たちの方です。タイ人スタッフも駐在員に対しては「どうせあと◎年もすれば帰任だから」と我慢していることも、「この人は現地採用だからずっといるんだな」と思えば、気持ちの落としどころもなくお互い嫌な気持ちを抱え続けることになりかねません。 駐在員からみた現地採用とは 駐在員(マネジメントする側)からしても、タイ人スタッフとの間を取り持って、ミッションを遂行するためのチームを支えてくれるような存在がいないと困ることも多いでしょう。特にここはタイ、言葉も考え方も文化も違う人たちと共に働く場です。限られた任期の中でゼロからタイ人スタッフと関係を構築していくことは、駐在員さんたちには厳しいこともあると思います。日本人と働き慣れたスタッフを育てることは大事な使命ですが、その彼らとの間にたち、近道を示すことができるのは任期のない現地採用の強みではないかと思います。言葉や風習だけでなく、タイの人たちの考えていることややり方をアドバイスし、その間を取り持つことができるというのは価値ある現地スタッフではないでしょうか。 現地採用だからこそ 先に紹介した駐在員さんの言葉は、「日本人であること・日本人としての考え方をベースにして、タイ人の同僚とのパイプ役になってください」ということだったと私は解釈しています。 その言葉に従い、駐在員さんとは一定の距離を保ちつつ、タイ人同僚とは朝昼夜と同じ食事をし、社内のイベントなどにも積極的に関わるようにしてきました。時に「日本人とはこういう考え方をするもの」というアドバイスをタイ人スタッフにし、上司との関係がうまくいかない場合には相談にのることも。入社時に仲良くしていた同僚はみな退職しましたが、今でもそれなりにやっていけているのは、当時のこの駐在員さんの言葉が大きかったからだと思っています。... Read More
我が家では猫を飼っているのですが、猫砂や諸々のグッズを買いに行くのって結構大変じゃないですか?大体において、猫砂を買うタイミングで猫のごはんも切れてしまい、一緒に買い出しをするとなると「最低5㎏(本当は10㎏のがほしい)」の猫砂と「だいたい1㎏前後」のドライフード、季節によっては缶詰やパウチタイプのウェットフードも必要。これらを人間の食料品と一緒に持ち帰るとなると大変です。あまりにも重い荷物ばかりのときは「猫のものはまた夕方に」と2回もスーパーに買い出しに行くことも。そんな毎日を過ごしていましたが、猫グッズのことで調べものをしていたときにペット用品がオンラインショップで買えることに気づきました。 タイのオンラインショップの現在 タイでもオンラインショップ自体は何年も前からありましたが、あまり身近で利用している人がおらず、サイトもタイ語ばかりで難易度が高い…と敬遠していました。また、スーパーマーケットのサイトで食料品を買おうにも鮮度がどうなのか気になるし(なんせ暑い国ですし)、それなら近くの市場や八百屋さんで見て買う方がいいや、と思っていましたが、ペット用品なら鮮度も気にしなくていいし、と思いチャレンジしてみることにしました! 実際にネットでオーダーしてみた タイのオンラインショッピングサイトでよく聞く名前はLAZADAですが、今回利用したのはORAMIというサイト。以前はPETLOFTというペット用品を扱うサイトだったようですが、現在は家電・フィットネス機器・化粧品・服なども扱う総合ショッピングサイトになっているようです。ペット用品に特化していた過去があるためか、ペットの項目がものすごい充実度!爬虫類やうさぎ、ハムスターや鳥などもきちんとカテゴリーにあって驚きです。フェレットやギニアピッグの項目があるということは、今、これらの動物を飼育している人が多いということでしょうか。しかも商品点数が多く、お値段もスーパーで買うより安いものがあって、これはいい…!!!(ちなみにLAZADAではペット用品は車用品や食料品と一緒のカテゴリー下にあるんですが、スーパーでの取り扱い品目に近い感覚なのかしら?) さて、そのORAMI、 LAZADA同様英語表記あり、そして利用方法はとても簡単です。まずは利用者登録をします。そして希望する商品を選び、カートに入れ、決済する。それだけです。LAZADAはamazonに似たような仕様ですが、ORAMIも同じような感じです。バンコク市内なら1000バーツ以上のお買い上げで配送料無料、とのことですがもともとこのあたりのコストは安いのがバンコク。規定の金額以下でも、タクシー代や重い思いをして持ち帰ることを考えたら安い、安い、ということで、早速ポチポチとほしかったものをカートにたたき込み、サクッとカード決済をしました。 カード犯罪などのセキュリティ的課題 支払い方法は色々とあるようですが、テスコロータスや郵便局、ファミリーマートなどでの払い込みができるというのはタイらしい。というのも、銀行振込やカード決済を嫌う人たちというのが結構いるからです。私の周囲にいる「オンラインショッピングをしたことがない人」は「銀行が不正をするかもしれない」「カード詐欺にあうかもしれない」と言います。 現在のタイはカード社会としてのインフラはだいぶ整っていると思いますが、それ以前に旅行者をカモにしたカード犯罪のイメージや銀行員の不正が非常に強くイメージとして残っているのでしょう。それとキャッシュオンデリバリー(代金引換)がかなり一般的なのもあるかもしれません。メッセンジャーという仕事がかなりしっかり根付いていること、配送会社よりも早く配送対応ができることなどが消費者・販売者それぞれにもたらす利益も大きいのだと思います。 さて、商品をオーダーすると注文確認書がメールで届きます。それによると私が頼んだ商品は3-10営業日内の配送になります、とのことでちょっと思惑よりも長くかかるなぁ、と思いましたが、その後Shipping Partnerであるacommerceから英語とタイ語が併記されたSMSで「現在、配送準備中です。バンコク市内であれば2-3日以内に配送いたします」との連絡が。期待以上の対応にドキドキしてしまいます。ここまでくるとオンラインショッピングへのハードルはグググッとさがり、今後も定期的に利用しようという気になります。次はキャットタワーを買おう、と現在LAZADAとORAMIで比較検討中です。 LAZADA Thailand ORAMI... Read More
先日、機会があったのでカオヤイのワイナリーをめぐるツアーに参加しました。 「え、タイでワインなんてつくってるの?」と言われますが、タイのワインは「新緯度帯ワイン」として近年注目されているそうです。まだまだ歴史は浅いですが、たゆまぬ努力と研究により国際的な賞をとるなど、ワイン好きの間で知名度をあげてきています。 新緯度帯ワインの注目株、世界が期待するタイ産ワイン 1軒目:PBバレー・カオヤイ・ワイナリー こちらはタイビールの代名詞、シンハービールによる経営だそうです。2003年にバンコクで開催されたAPEC首脳会談の晩餐会でワインを提供したことでよく知られています。 ここはなんといっても景色が最高!ここでお昼ごはんを食べようかとも思ったのですが、それにはちょっと時間が早く、あまりおなかもすいていなかったのでテイスティングだけにとどめておきました。この景色を見ながらごはん食べたかった~!とても気持ちのいいレストランでした。次回はここでゆっくりお食事をしたいところです。 PBバレー・カオヤイ・ワイナリー 2軒目:グランモンテ・アソーク・バレー 次に訪問したのはカオヤイでもアソーク・バレーと呼ばれる地区にあるこちら。ANNGLEでも4年ほど前にこのワイナリーについて特集されていますが、その頃と比べても順調に国際的な評価を高めています。 ここのテイスティングメニューの写真を撮り忘れてしまいましたが、白・ロゼ・赤・白のスイートワインという4種。このうち、白と赤は香港やベルギーで賞を受賞したとのこと。今年も20個以上のコンペティションに出すとかで、この日もオーナー家族の娘さん(醸造担当)は香港でのコンペティションのために出張中でした。 英語とタイ語で行われるぶどう畑および醸造所の見学ツアーでは、イタリアから輸入されたというステンレス製のタンクの前でワインの製造工程についての説明を受けることができます。また、その奥にあるオーク樽での発酵の様子も見学が可能。これはワイン好きにはたまらない経験だと思います。 こちらのワインはすっきりとして軽やか、ギミックもなく正統派という感じの味です。スイートワインはタイ料理にあうように、という記載がありましたがそのままグイグイ飲めてしまいそうでキケン…。いずれも飲みやすく、親しみ深やすい味わいです。 グランモンテ・アソーク・バレー タイのワインブームは消費だけでなく製造へ 近年、タイはワインブームで、ワインを置く店が増えてすっかりおなじみとなりました。ですが、まだまだ外国産のワインが主流。タイ産ワインは生産量が少なく一般にはあまり流通していないことが一番の要因ですが、こういうワイナリーへ遊びに行く人は増えているようです。 この日もバスツアーで大勢のタイの人たちと行き会いました。今回訪れた2か所は有名どころでしたが、このほかにもカオヤイにはいくつものワイナリーがあるそうです。そしてカオヤイだけでなく、ホアヒンやパタヤなどのワイナリーも徐々に有名になりつつあります。歴史が浅い=木が若いため、味わいも軽やかで若いですが、今後もワイン好きなタイ人に支えられつつタイ産ワインが世界的知名度をあげ、じっくりと味わいも深くなっていくのが楽しみです。... Read More
新年快乐!「タイには3回お正月がある」といいいますが、早速2回目のお正月がやってきました。中国の旧正月、春節です。今年は土曜日にあたる1月28日がお正月ということで、前日の金曜日は朝から爆竹の音が響いていました。ただし、春節はタイでは祝日にはあたりません。 タイの中華系 タイ人の7人に1人が中華系と言われていますが、そのうち半分以上は潮州をルーツとします。昨年7月に日経新聞の『私の履歴書』に取り上げられていたタイCPグループのタニン・チャラワノン会長もその一人です。シンガポールやマレーシアの中華系とは異なり、中国語を話す人は一般には多くありません。また、同化がすすんでいて「中国系」ということよりも「タイ人」としての意識が強いのが特徴だと言われています。 実際、私の同僚や近所の人達にも「中国系」と称する人は多いですが、中国語を話したり、中国式の生活様式を固く守っている人は少ないです。もちろん中国式の生活習慣を守って暮らしている家庭もありますが、タイの社会においては守り続けるのは難しい部分もあるのではないかと思います。実際、元同僚は春節の頃になると準備のため3日~1週間休んでいましたが他の中華系の同僚には「そんなに休むなんて」と陰で噂されていたものです。 中華正月の支度 その元同僚に「何日もお休みして準備って、どういうことをするの?」と尋ねてみたことがあります。彼女は10人兄弟(13人だったかも?)の末っ子で、一番上のお姉さんが母親のような存在だったそうです。母親ともなるとその更に上。その雲の上のような母親が家に来る機会でもあるということで、きちんとおもてなししなくてはならないため、かなり緊張を強いられると話していました。過去には用意したみかんの質がよくない、と指摘を受けて泣いたこともあるそうです。それ以来、みかんは見つけうる限り一番大きくなくてはならないとか、丸鶏も買っておかねばならないなどなど、聞いているだけで大変そうでした。 ただ、多くの場合はある程度決まった様式があるようです。近所のお宅や街中で見かける限りでは、房のバナナ、黄色い麺(茹でたもの)、赤いジュース、ザボン、パイナップルなど。これに丸鶏や豚の頭などがつく場合もあります。特に商店やホテルの前のお供えに豚の頭がおいてあることが多く、なにも考えずに出くわすとドキッとすることも。。。これらに加えて前述の通りみかん。それと、ピンクに染められたほわほわしたお菓子などもあります。このお菓子、普段から売ってはいるのですがピンク色のものは春節の時期だけ。口に入れるとふんわりと溶けていくのですが、見た目はキメの細かい蒸しパン。私はこれを近所のご挨拶に持っていくことが多いです。「たくさんの幸せが訪れますように」という意味があるそうです。あいにくそれ以外のアイテムの意味や理由はよく知らないので、来年までに近所のおばさんに教わっておこうと思います。 中華正月はただのお正月ではない タイ人同僚に話を聞くと、お正月とはいうものの実際の意味合いは日本のお盆に近いようです。ご先祖様をお迎えして1年間厄災なく過ごせたお礼をし、今後の発展を見守っていてください、という意味があるとか。大晦日にあたる日は夜中から準備をするそうで、一大イベントなのが伺えます。(だからみんな大晦日から休むのですね) 若い人たちの間では必ずしも厳格に行われている様子でもないですし、近所のおばさんたちを見ても高齢の人たちも準備には色々と大変そう。同化がすすんでいるタイで、将来的にこれまでのような春節のお祝いが続いていくのかはわかりませんが、異国に住む身としてもう少しきちんとタイの歴史や中国からの移民とその歴史について学んでおきたいと思う時期でもあります。 ご近所さんに呼ばれて、ちうか正月のご馳走いただいてます♡ pic.twitter.com/vf3JUu13X8 — たまこ (@tamako99) January 30, 2014... Read More
日本では先月、カジノ法案(IR法案)が成立しました。今後国内にカジノ一体型リゾートができると思うと、どこにどんな施設ができるのだろうか、シンガポールみたいなものだろうか、マカオみたいなものだろうか、とワクワクする反面、治安の悪化なども心配ではあります。まだまだ議論が足りないような気もしますが、観光立国の起爆剤としてカジノが役立つという発想も理解できなくもないところです。 シンガポールのカジノ さて、東南アジアで有名なカジノといえばシンガポールのマリーナベイサンズ。観光や出張のついでに訪れる人も多いのではないでしょうか。 シンガポール観光の目玉とも言えるカジノですが、治安維持のためのセキュリティはもちろんのこと、ギャンブル依存症対策などなどかなり高度で多岐にわたる管理プログラムがあると聞きます。また、マリーナベイサンズの構造も、ちょっと見にはカジノの入り口がわかるようにはなっておらず、カジノを観光の呼び水にしつつも慎重に配慮がなされていることがわかります。 タイ人もカジノがお好き ところで、タイでもカジノを好む人たちは多くいます。ただ、滞在費や交通費のかさむシンガポールではなく、もっとコストのかからない近隣国へ行くのがポピュラー。 有名なのはカンボジア国境の街です。バンコクからは車で片道6時間ほどでしょうか。バンコク市内からは直行便(しかも大型バス)があるそうで、土日は満席で乗れないこともあるそうです。 以前、あるタイ人スタッフがこんなことを言っていました。「お父さんがギャンブル好きで、子どもの頃は毎週のようにカンボジアのカジノに連れていかれた」と。私より1つ2つ年上のその人の実家はそこそこのお金持ち。幸い、身上をつぶすようなことはなかったようですが、毎週のようにカジノ通いに付き合わされていたのが相当嫌だったようで「自分は絶対ギャンブルはしない」と話していました。 タイのギャンブルあれこれ 実はタイではギャンブルはご法度。 ムエタイの試合会場で賭け屋を見かけますが、あれはスタジアム内に限って許された行為です。他に有名なのはサッカー賭博ですが、逮捕者のニュースもよく聞くので取り締まりもしっかり行われているものと思われます。ほかにはカード賭博、鶏を戦わせる闘鶏、魚を戦わせる闘魚などが一般的でしょうか。闘鶏などは空き地でこっそり行われているのを見かけることがありますし、闘魚につかわれる「ベタ」はウィークエンドマーケットでも売られています。しかし本来はすべて禁止。見つかればお咎めをうけます。 また、バンコクにも競馬場がありますが、いつ開催されているかなどの広告は一切ありません。日本のように大きなレースの前はひっきりなしにテレビCMが流れ、駅に広告が貼られ…というのとは全く逆の趣。タイでは「賭け事につながりかねないから」とひっそりと開催されている始末。実際に競馬場まで足を運んだことのある人は少ないのではないでしょうか。 賭けない、誘わない、のっからない 「せっかくタイに来たから、ムエタイで賭けてみよう」とか「仲良くなったタイ人がサッカーの勝敗表を持ってきたからのってみようかな」なんていうこともあるでしょう。ですが、いずれもご法度。見つかれば逮捕されてしまいます。闇カジノ摘発のニュースも聞きますし、タイ人のギャンブル好きを考えると誘惑は多いでしょう。 強制退去や罰金で済めばいいですが、最悪塀の中へ行くことになってしまってはどうにもなりません。合法ギャンブルと言われる宝くじの“闇くじ”も存在しており、タイ人のギャンブル好きは果てしないですが、お付き合いをするうえでそこは一線引いておくこと。「郷に入っては郷に従え」とはいうものの、自分の身は自分で守らないと大変なことになりますよ。... Read More
みなさんは今年のクリスマス、どのように過ごされましたか? 今年のバンコク市内は国王崩御の影響でイルミネーションは少なめ、街中のBGMもなく、まだまだ追悼の意を表す黒やグレーの服装の人が多いため、例年に比べて静かで彩りの少ない年末となっています。いつもはクリスマスのイルミネーションが年明けまで(場所によってはソンクラーン前まで)飾られたままになっているのですが、今年はそのようなこともなさそう。そんな静かな街並みについて、タイ人の同僚も「少し寂しいね」と。タイ人マネージャーも「自粛ムードで外は静かだけど、会社の中くらいはいつものように楽しんでもいいわよね」ということで、ちょっとしたサプライズを企画していることを教えてくれました。 パーティーシーズン到来 この時期はタイでも忘年会やクリスマスパーティーの続く時期。ただ、日本とちょっと異なるのはプレゼント交換やラッキードローなどの余興があることでしょうか。飲んで食べてテーブルを回って親睦を深めるという日本式の忘年会というよりは、ビンゴなどの余興を取り入れて「みんなでワイワイ」というのがタイ式。ビンゴやカラオケに加えてラッキードローやプレゼント交換、生バンドの演奏やダンスパーティーになったりと、盛りだくさんなことが多いです。 先日、近所のカーディーラーの忘年会ではカラオケ大会が開催され、休日の午後に爆音が響き渡っていました(自粛ムードはいずこ…?)。在タイの日本人の友人や知人からも、この時期は会社の忘年会やパーティーの話を聞く機会が多いものですが、ラッキードローの景品が「チェンマイ往復航空券」「50インチのテレビ」などの豪華な景品だったり!そういえば、うちの会社のプレゼント交換会で以前、ブランド物の口紅が登場し、一部の女性たちが色めき立ったのですがあいにく男性の手に。しかし交渉してなんとか手に入れようとしていた数名の熱意は脱帽ものでした。タイの人たちは自分たちを楽しませる術をよくわかっているなぁ、と思わされるのもこの時期です。 暮れのご挨拶も また、この時期は日本同様にお歳暮シーズン。サプライヤーや取引先、利用実績のあるホテルなどから大きなバスケットに入ったコーヒー、ツバメの巣、Brandのチキンスープやクッキーなどのセット、カレンダーなどが会社に続々と届きます。スーパーやデパートでもこの時期はギフトセットが目立つところに置かれていますし、そのようなCMもあるのでお世話になった方々へ贈り物をしあうのがタイでも一般的なようです。季節ごと・イベントごとに贈り物をしあう日本にとても似ていますよね。これらの贈り物は年明けまでしばらく続きます。 2017年に向けて 新しい王様が即位して国としては少しずつ次のステージへと移り始めています。人々の営みは一見なにも変わらないように見えますが、冒頭のマネージャーの言葉のように、ぱっと見は静かだとしても、確実にある種の熱を伴いながら新しい年の幕開けを迎えることとなります。タイが今後どのように発展していくのか、今は国全体がじっくりと力を蓄えているようにみえ、来年以降もますます楽しみです。 来年もanngleをどうぞよろしくお願いいたします。... Read More
バンコクの医療機関は最先端の設備や技術を擁し、医療ツーリズムも盛ん、というのはよく知られていることです。日本や欧米の大学を卒業したり研修を受けていた医師も多く、日本語での診察や「日本ではこうだけど」というような話をしながらの診察も可能だったりします。日本人が多く利用する高級私立病院であれば、日本語のできない医師でも通訳がつきますし、英語ができる医師も多いので困ることはほとんどありません。 病院もサービス精神旺盛 「15分以上お待ちの場合はスタッフに声をかけてください」といわれ、予約しておけば待ち時間は非常に短く、血液検査やレントゲンの結果が出るのを待つ間は「朝食はお済みですか?院内のレストランでお食事かお茶をしながら待っていてください。所要時間はだいたい1時間くらい、順番がきたら携帯にお電話します」なんていうのは普通。具合が悪くて横になりたいと言えばすぐに部屋を用意してくれるし、待合室でウトウトしていれば枕だって持ってきてくれる。怪我をしていたり、めまいがすると言えばすぐに車椅子を持ってきてくれるし、外国人だとみればすぐに「通訳はご入用ですか?」と聞いてくれる。タイ人のホスピタリティが非常に良い形で発揮されているのが病院のサービスだなぁ、とも思います。 そんな高級私立病院ですが、時々驚くようなことにも出会います。 ちょっと検査のつもりが… バンコクに来て1年ほど経った頃。腹痛がひどく、食事をしても気持ちが悪い状態が続いたため、バンコク市内の某高級私立病院へ行きました。日本語のできる医師がいるというので、その先生に診察してもらったところ「ちょっと胃カメラで調べましょう。麻酔を使った検査になるので、半日入院してください」と予想外の展開に。会社に連絡を入れて1日休みをもらう許可を得てから、麻酔をしてもらっての胃カメラ検査。日本だとこの麻酔を使った検査はあまりカジュアルに実施はされないようですが、この時の先生は全く大げさな様子も特別な様子もなく、検査を勧めてきました。あとあと日本の友人に聞いてびっくりしたものです。 さて、検査の結果は胃潰瘍と十二指腸潰瘍だったのですが、先生が「どうせひとり暮らしでしょ?このまま帰っても寝てるだけなんだから病院にいなさいよ」とおっしゃってそのまま入院。翌日の血液検査の結果が悪かったため、結局トータル4日間の入院となりました。「ゆっくり休むことが一番の薬だから」といわれ、24時間完全看護でゆっくり静養できたのはよかったのですが、お会計をするときに請求書を見てびっくり!会社の医療保険が使えたのですが、それでも4万バーツ以上の自己負担となりました…。 この話を後日、タイ語の先生にしたところ「私も具合が悪くなると、自分で運転できるうちに病院に行って入院させてもらうの。一人暮らしだと、寝込んでるときって食事もままならないじゃない?病院にいるほうが安心よ」と言われてしまいました。他のタイ人の友人や同僚に話した時も、この先生の考え方と同じようなことを言う人が何人もいました。寂しがり屋で心配性(物事をちょっと大げさにとらえがち)のタイ人らしい考え方かもしれません。 サービスと安心は無料ではない 後日、その病院にお勤めの通訳さんから「あの先生、すぐ入院させたがるんですよ」と聞いて、びっくり。これを「医者に騙された」というのはたやすいですが、果たして弱っているときにそんなに毅然と立ち向かえるものでしょうか?今では、タイの病院はもう少しビジネスライクにお付き合いしていいんだとわかっていますので、検査入院や半日点滴入院を勧められても「いやー、仕事もあるんで今日は入院できないです」とあっさり断れるようになりました。断っても、先生は嫌な顔は別にしないですしね。「ああ、そうですか」というだけです。 サービスも質の高い医療もお金で買えるからこそ、きちんと損得・メリットデメリットを確認して、「自分で」判断・選択していく賢さは日ごろから身につけておかないといけない、といういい教訓になりました。... Read More
先日、こんな本を読みました。 『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』 この本に登場する男性たちの多くは、フィリピンパブで知り合った女性を追いかけてフィリピンに渡った人たちです。女性との生活を夢見て渡航したものの、所持金を使い果たし、ホームレス状態になって大使館に駆け込むも援助を断られ(大使館にも言い分はあるので一方的に非難もできません)ビザが切れたままフィリピンの人たち(主に貧困層)に支えられてホームレス同然の生活をしている人たち。。。すでにフィリピン邦人社会では大きな問題になっているそうです。そしてこの本の著者も、タイ女性と一緒にいたいがためにタイに長期滞在をしていた経験があるそうです。 女性目的でタイ移住!? 私自身は「女性を追いかけて」タイに移住してきたという人は知りませんが、別の理由でタイで単身で暮らす年配の男性を数人知っています。それぞれ理由は異なりますが、共通しているのは「年金受給年齢」「男性」「物価の安いタイで悠々自適生活を夢見てきた」ということでしょうか。この本はその人たちの将来(5年後、10年後)を心配させるような内容でもありました。 Aさんの場合 Aさんは私の父と同じくらいの年齢で、未婚・子なし・身寄りもなく、日本にあるビジネスからの収入数万円/月で暮らしているそうです。知り合った当時は大卒の初任給が1万バーツほど、これよりは多い金額でしたので生活できないことはないですが、あまり贅沢はできない金額。 タイ語学校に通ったものの3ヶ月で辞めてしまい、ほとんどタイ語を話すこともできず、もちろん読み書きもできない。仕事もしていないし友達もいないからタイ語の上達も望めない。タイ料理も毎日3食食べ続けるのは飽きるから、と自炊。毎日自宅で何をするでもなく、ネットサーフィンをしたりして日がな暮らしているとのことでした。 何度か自宅に招かれて食事をごちそうになりましたが、いつも話すのは節約生活をしていることや、友達がいないという話。あるときは病院の治療費の話になりました。タイ語も英語もできないのでローカルのクリニックに行くわけにも行かず、日本語通訳のいるような私立病院は高いため、病院になかなかいけない、と。。。だから健康でいなくては、とよく話していました。 数年後、Aさんはもう少し家賃の安いところへと引っ越していきました。近所なので時々見かけますが、歯が悪くなってしまった以外は(今のところ)お元気そうなのがなにより。ただ、数年前に「リタイヤメントビザの更新をエージェントに依頼してるのだが、その費用を支払うのがきつくなってきた」とおっしゃっていたので、きちんとビザを取得しているのか心配なところ。他国へ出てビザを取得するにしても費用はかかるし、たぶん体力的にもしんどいでしょう。 Bさんの場合 Bさんは定年退職を機にタイで事業を起こそうとやってきました。退職と同時に離婚をし(退職金は奥さんへ)、スーツケースひとつ、パソコンひとつで渡タイ。どのようなビザで入国したのか、事業をおこすにあたってのタイ人パートナーがいるのか、資本金や事業登録に必要な法律のことを知っているのかどうかは非常に怪しい。「この事業はこれから伸びるといわれまして」と話していたので、誰かに聞いた話を頼りにやってきたのでしょう。 何度か見かけましたが、スーツを着ているでもなく、果たして事業を興すことはできたのかどうかも不明。しばらくするとタイ人女性が出入りするようになり、気づくとタイ人男性も出入りしていて、Bさんの姿を見ることはなくなりました。あのタイ人男女がビジネスパートナーで、無事に事業を興して暮らしているといいのですが…。 「年金もらってタイで悠々自適」はすでに現実的ではない 「タイなら物価が安いから年金で悠々自適」などという言葉に夢見て渡タイする年配男性も多いようですが、安いのは屋台で食べる食事だけ。最近は物価もあがり、日本とさほど変わらなくなってきているものも多いです。さらに健康を害した場合、また介護が必要となった場合、介護事業・介護制度の整っていないタイでは日本のような介護生活を期待するのは難しいでしょう。 歳をとれば健康にかかるコストは増えていきます。そうなる前に言葉を覚え、行きつけのローカルクリニックでもあれば別かもしれませんが、日本語通訳のいるような私立病院で快適に・満足できる医療を受けるには年金だけでは不十分です。他国に比べて取得しやすかったリタイヤメントビザの取得要件も年々厳しくなっているようですし、「年金もらってタイで悠々自適」とは簡単にいかなくなっている、というのが現状です。 「今更日本に帰ってどうするの ?住むところも車も処分してきて、なにも残ってないよ。タイにいるしかないんだよ」 以前、Aさんが私に言った言葉です。気持ちはわからないでもありませんが、タイは(フィリピンも)姥捨て山ではありません。しっかりとした将来設計(老後計画)を持たないと、「暖かい国でのんびりサバイサバイ」というわけにはいかないのが現実です。... Read More
あくまでも!あくまでも!私の周りで見ている人たちに限った話ではあるのですが!それでも、タイの女性って10年前と比べるとものすごく垢抜けたなーと思います。 タイにもある日本の雑誌 以前から日本のファッション雑誌『S Cawaii』とか『Ray』などはありましたので、日本で買えるファッションアイテム(化粧品とかアクセサリーなど)をお土産に頼まれることがありました。ですが、最近はタイでも日本の化粧品が買えるようになったり、韓国系の化粧品ショップができたり、韓国ドラマの影響で韓国式の化粧が流行ったり、ファストファッションの有名どころ(H&Mなどなど)がバンコクにもあったりで、なんだかおしゃれの質とそれにかけるパワーがぐっとあがったような気がします。 10年前のタイ女性のおしゃれ 私がタイに来た当初、日焼け対策に白めのファンデーションを塗りこんで、「ピンクが好きだから」と上下ピンクの服に身を包んだ女性が結構多くいました。会社の同僚でも上下ピンクだったり、やたらフリル3段のミニスカートの人がいてびっくりしたことも…。 今もたまーーーーに白塗り&おかめチークの人を見かけますが、バンコクではずいぶんと減ったと思います。洋服も、市場で服を買うことが多かったと思います。特に若い人は。屋台の服ってデザインはそれなりなんだけど、ペラペラの生地とムラのある縫製で数回着るとダメになってしまうことが多いので、私は洋服は日本で買って持ってくるようにしていました。 ファストファッションの進出とおしゃれ度数の関係 そんな状況が変わってきたのはここ5年くらいでしょうか。ユニクロが2011年にタイに進出し、続いてH&Mが2012年に進出。FOREVER21も同じ時期にタイにオープン。このあたりから世界的な流行アイテムが手軽に手に入るようになり、タイ人女性のおしゃれがぐっとあか抜けてきたように思います。また、韓国ドラマのブームとそれにあわせた韓国の化粧品ショップがたくさんできたことで、韓国式のおしゃれなメイク方法を取り入れる人も増えました。アイラインをひいたり、太眉にする眉タトゥーをする人が増えたり。眉タトゥーは3~4年ほど前は屋台で施術しているところをみたこともあります。 今ではお店を構え、リップライナータトゥーを行うお店もあるようです。まつげエクステやネイルはその前から人気でしたが、オフィス街の屋台や街中の美容室でも施術できるところが多く、今も多くの人が利用しています。(そんな私も昼休みにペディキュア屋台を利用してます!) 次なる流行は? ネイルもつけまもフルメイクも巻き髪も太眉もだいぶ一般的になり、次に来るのは「顔剃り」と「永久脱毛」だと思う昨今。顔剃りはだいぶ取り入れられ始めたかなーと思いますが、タイに来た当初は鼻の下ボーボーで、眉もボーボーで、かなり驚いたものです(それがセクシーといいう価値観もあるらしいけど…)。かなりしっかりファンデーションを塗っているのに、顔剃りしないと化粧ノリよくないだろう…と思っていた私にとって、この女性たちの変化は大きいです。 脱毛はまだまだタイの人たちの金銭感覚からすると高いものですが、興味をもつ人が多いのは周囲への聞き取りで判明済み。街中のスパやサウナ併設マッサージ店などでも請け負っているところはありますが、今後は「永久脱毛」が流行ると私はにらんでいます。中間層の所得が増え、一通りのレジャーを楽しむ時期が終わり、諸外国の女性たちを目の当たりにした後くらいに。 最近は日本の女性の流行がボーイッシュやカジュアルだからなのか、日本に帰るとちょっとがっかりしてしまいます。日ごろ、気合いを入れて着飾ったりメイクしているタイ人女性を日ごろ見ている私からすると、日本の女性の今の流行って元気がないように見えてしまうんです。そのうち、タイ発のファッションやメイクの世界的流行がでてくるようになるかもしれませんね。... Read More








