特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN(ヤム!ヤム!ソウルスープ キッチン、本部・東京、西田誠治代表)の主催。ふだんお目にかかることの少ない地場食材を使ってオリジナルのタイ料理を創作、実際に食べてみようという取り組み。食を通じた地域の活性化と、タイと日本の文化交流、さらには日本にある地場食材の海外進出支援を目的としている。
2010年12月に東京で始まった。これまでに、岩手、長野、北海道、富山、茨城、愛媛、島根、秋田、沖縄などの地方を2~4ヶ月毎のペースで訪ねた。単に各地の食材を紹介するのではなく、日本ではすっかりとお馴染みとなったタイ料理にアレンジすることで、新しい視点からのPRも目指している。
今回のバンコク開催は、その特別版。島根県隠岐諸島・海士町から生牡蠣や白イカ、カサゴなどの海の幸、岩手県二戸市の蔵元・南部美人から「吟醸しぼりたて生原酒」と「糖類無添加梅酒」、那覇市の瑞泉酒造から泡盛などが持ち寄られた。
振舞われたオリジナルタイ料理はデザートも含め計9品。SALADee特製の「ソムタム・サラッディー」、日本味噌をアクセントに加えた「ヤム・パックブン味噌味」、「隠岐の島・春香HARUKA生牡蠣」、「梅UMEのデザート」など。anngleでもたびたび取り上げた新緯度帯ワイン「タイ産ワイン」との相性なども紹介された。
西田代表は「今回の特別版企画が日本各地の地域づくりの一助となれば考えています。また、海外マーケットに向けた生産者からの情報発信としても役立ててもらえればと思います」などと話していた。
Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN
yumyam47.com/SALADeeの過去記事
新緯度帯ワイン「タイ産ワイン」の過去記事
anngle.org/culture/foods/new-latitude-wine-02.html