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バンコクで5万人超の大規模反政府集会!まるでコンサートのよう!一部で衝突、熱射病も。

タイのインラック政権の施策などに反対する大規模な反政府集会が24日、バンコク都内のラマ5世騎馬像前広場で開かれた。5万以上の市民らが参加、一部で警察の治安部隊との小競り合いもあるなど一時、緊張も走った。

ラマ5世騎馬像前広場には、午前9時ごろから集会に参加する人たちが集まり始めた。ピンク、黄、赤、水色などめいめいカラフルな出で立ち。日除け用のパラソルを持参する人も多く、集会というよりコンサートにでも出かけるような印象を受けた。

ただ、集会参加者は全体的に年齢層は高め。最低賃金の引き上げ策やコメの買い上げ策などインラック政権の施策を批判するプラカードを持つ姿もあった。参加者には主催者側から昼食用の弁当が振舞われたほか、人気シンガーによる歌も披露された。あまりの熱射で、気分を悪くする人も出た。

集会は、ブンルート退役陸軍大将らが率いる「ピタック・サイアム・グループ」が主催した。ブンルート退役大将は、プレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官)やスラユット枢密院顧問官(元首相、元陸軍司令官)とも関係が近いとされ、軍関係者主導による色彩が強い。クーデターによる政権転覆を公然と主張しているともされる。

このため、タイ政府は、バンコク都内のドウシット区、プラナコーン区、ポム・プラープ・サトルー・パーイ区の3区に対して、22日から30日まで間、治安維持法を適用することを閣議決定。同法の発動により、計3区内では大規模な交通規制が敷かれ、警察の治安部隊による監視が続けられていた。24日、小競り合いがあったのは、ラマ5世騎馬像前広場に通じる国連バンコク事務所前。封鎖中の道路を強引に進行しようとしたことから治安部隊が催涙ガスを発射した。

治安維持法の適用は、2010年のタクシン元首相派による暴動以来。交通規制のほか必要に応じて、移動の規制、検問所の設置、武器類所持の禁止、公共施設への立入制限、電子機器の一時使用の禁止などの制限が課される。

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