小堀晋一の Mai Pen Rai
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ラオス第2の都市・チャンパーサック県パクセー郡。旅の終わりに、当地にある最大の市場「タラート・ダオファン」を訪ねた。

メイン通りから正面の門をくぐると、まず眼前に広がるのが、どこにでもありそうな貴金属売り場。華僑資本らしい金色と赤色の装飾看板の下でラオス人の売り子が、いつ来るかも分からない観光客を静かに待っていた。「一体、誰が買うのだろう」というのが率直な印象。

その奥、路地を進んだ突き当たりに生鮮食料品の売り場はあった。まず目についたのが、コンクリートの三和土(たたき)に並べられた鮮魚の数々。すべてメコン川で水揚げされたものだという。幼い子どもたちも手伝いに専念。

見たこともない魚形。おちょぼ口なのに胴体はでかく、図鑑で見た深海魚にも似た姿。アンコウのように横広で、松本清張に見間違えようかという膨れ上がった唇。夥しいハエが群がる中、魚は仲買人らによって、次々とさばかれていった。傍らでは、手製の塩からも売られていた(ピンク色や緑色のバケツ)。

鮮魚売り場のすぐ隣には、色とりどりの青果物。青菜、ニンジン、玉ネギ、ブロッコリー、白菜、唐辛子…。市場規模では遠く及ばないが、タイ最大の生鮮市場「タラート・タイ」にも負けない華やかな色彩を放っていた。

ここでも生姜やニンニクといった香味野菜が重要な食材の一つに。ネットや段ボール箱に詰められたキロ単位で販売されていた。正午近くになると、店じまいを始める売り場も出てくる。

かつてあったチャンパーサック王国をめぐる旅も今回が最後。現在の南ラオス・チャンパーサック県には、豊かで険しい自然と、変わることのない人々の暮らしがあった。
※次回は、新南ラオス紀行【番外編】をお届けします。

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2011年11月、タイ・バンコクに意を決して単身渡った元新聞記者。東京新聞(中日新聞東京本社)、テレビ朝日で一貫して社会部に所属。警視庁記者クラブで2・4課担当を通算4年経験。銀行破綻などの各種金融事件、阪神大震災、オウム真理教事件などの取材にも当たった。

3 Comments
日本ラオス交流会

2006年4月12日 2:00 pm

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annglemag

2012年6月4日 7:20 pm

新南ラオス紀行【第11回】-南ラオス最大の市場「タラート・ダオファン」- http://t.co/hSnow54r

wakakatunoshoku

2012年6月4日 9:23 pm

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