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タイリーグ2020シーズン開幕と注目の日本人選手達

タイリーグ2020シーズン開幕と注目の日本人選手達

いよいよ開幕したタイリーグ2020シーズン

2月14日にいよいよ開幕したタイリーグ2020シーズン。今シーズンのタイリーグ1は16チーム、タイリーグ2は18チーム、タイリーグ3は南北12チームずつに分けた合計24チーム、タイリーグ4は60チームを6地域に分けた地域リーグにて開催され、合計118チームが参加し、例年通り多くの日本人選手が今シーズンもタイリーグでプレーしている。

今シーズンタイリーグでプレーする日本人選手

今シーズンはリーグ王者のチェンライ・ユナイテッドに滝雅美氏、サムットプラカーン・シティにJ1鹿島アントラーズを率いてJリーグや天皇杯優勝を成し遂げた石井正忠氏が就任しタイリーグ1のクラブに日本人監督が就任したニュースに注目が集まったが、日本人選手の数は6人とそこまで増えることはなかった。

注目は昨シーズンからタイリーグでプレーする元日本代表の細貝萌だ。今シーズンはバンコク・ユナイテッドに移籍し、開幕から4戦4勝で首位を走るチームの中で中心選手として活躍を見せており、開幕戦となったプラチュアップ戦ではマンオブザマッチに選出され、王者チェンライ・ユナイテッド戦では1得点を挙げる活躍を見せている。

バンコク・ユナイテッドで活躍する元日本代表の細貝萌 引用:True Bangkok United Facebook

石井正忠氏が就任したサムットプラカーン・シティにはモンテディオ山形からDFの坂井達弥、FC岐阜からFWの小野悠斗が加入しているが、Jリーグクラブからタイリーグへ移籍したケースは今シーズンはあまり多くなく、Jリーグでのキャリアがなくても、タイリーグやその他海外リーグでのキャリアがある選手が多くプレーしている印象だ。

Jリーグでのキャリアよりも海外でのキャリアがある選手が求められる傾向にある

中でも印象的な移籍だったのは強豪チョンブリFCに加入した櫛田一斗だ。2019シーズンはJ3で最下位に終わったグルージャ盛岡で5試合0得点とJ3リーグで結果を残すことができずに終わったが、シーズン終了後にチョンブリFCの練習に参加、2011シーズンから2015シーズンまで在籍したタイリーグの名門クラブに復帰を果たした。また、タイリーグ2には8人の日本人選手が所属するが、村上一樹や片野寛道、大久保剛志、長崎健人など長く東南アジアのリーグでプレーする選手たちの名前が並ぶ。

強豪チョンブリFCに復帰を果たした櫛田一斗 引用:Chonburi FC Facebook

毎年Jリーグからも多くの選手がタイリーグに活躍の場を求めてやってくるも契約に至ることは多くはない。求めるサラリーや環境の違いももちろんあるが、世界中のリーグからやってくる外国人選手達を見慣れたタイリーグのクラブ関係者や指導者にとってJリーグというブランドはもはや重要ではなく、外国人選手として戦う意味を理解している、すでに海外でのキャリアがある選手の方が重宝される傾向があるようだ。

日本人選手達の活躍に期待

それでも毎年多くの選手がタイリーグに挑戦しにやってくる。それは今シーズンも例外ではなく、日本ではプロになれず海外でプロになることを目指してやってくる選手、Jリーグクラブを解雇され東南アジアに活路を見出そうとする選手、ヨーロッパから東南アジアへ活躍の場を移すことで選手としての価値を高めようと移籍先を探す選手など、選手によってその思いは様々だ。

タイリーグでプレーする日本人選手達がどのような道を辿ってタイリーグに辿り着き、どのような思いを持って異国の地で懸命にプレーするのか。そんなことを少しでも知り、考えながら観ることで今シーズンのタイリーグもさらに面白いものになるに違いない。今シーズン、日本人選手達がどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみと期待が膨らむ。

タイリーグで2012シーズンから活躍を続ける馬場悠企 引用:BG Pathum United Facebook

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