タイ地元メディアの報道によると、バンコク中心部のシーロム通り沿いに立ち並ぶ屋台街が6月1日までに撤去されるとのことです。
バンコクを代表する屋台通り
タイ最大のビジネス街とされながらも、歩道にはいくつもの屋台が並び日夜活気のある場所として有名なシーロム通り。未だに多くの日本人出張者が行き来するタニヤ、パッポンにも直結するこの通りはソンクラーン祭りの人気スポットとしても知っている人が多い。
屋台からは不満の声
タイ近年、立て続けに屋台が強制撤去となるケースが増えている。撤去理由についてタイ軍事政府は「AECを見据えた街のイメージアップと収賄行為を抑制するため」と発表しているが、長年生業としている屋台の店主からは「このままでは経済的に困窮し、生活が成り立たなくなる」という不満の声があがっている。
昨年はスクンビットソイ38の入り口にあった有名な屋台街がコンドミニアムが新設されるとの理由で強制撤去となり話題をよんだ。食事衛生面での課題を考えると都市化が進むうえでは当たり前の処置との意見もあるが、屋台主はじめ毎日利用していたタイ人客やアジア好き旅行客にとっては寂しい出来事でもある。
今後、バンコクの町並みはどう変わっていくのだろうか・・・
source:khaosodenglish