東南アジア王者を決める大会が閉幕
東南アジアの男子バスケットボールナショナルチーム王者を決める大会、「SEABA STANKOVIC CUP2016」がバンコクで行われ、タイは決勝戦でフィリピンに惜しくも敗れたものの準優勝を果たした。タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポールの出場5カ国が総当たりのリーグ戦を行い、1位のフィリピンと2位のタイが決勝に進出した。
決勝戦は東南アジアの「バスケ大国」フィリピンが97対80と制して優勝を決めたが、ホスト国のタイも前半戦は互角の試合展開を演じる健闘で大会を最後まで盛り上げた。
バスケット人気も到来間近!?
タイではこれまで、バスケットボールは人気スポーツとは言えなかった。だが、近年はプロリーグもスタートして次第に存在感のある競技となってきている。今大会が行われた「スタジアム29」は、タイのプロチーム「MONOヴァンパイア」のホームとしてつくられたバスケット専用コートで非常にいい空間を演出していた。
今大会、リーグ戦ではフィリピンに対して65対66という大接戦を繰り広げるなど、実力も向上中。近年、タイではスポーツ文化が幅広く花開いているが、バスケットも近くその仲間入りをする可能性を感じさせてくれた。
【リーグ戦ハイライト/タイ65-66フィリピン】