\タイ人が日本語で答える"ANNGLE-Q"/
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最近の日本食ブーム事情~専門店が人気の的~

日本食レストランの出店ラッシュが続くバンコク。中でも人気の集まるのが、特定のメニューに特化した「専門店」。かつて、日本食レストランと言えば、寿司、天ぷら、刺身からハンバーグ、スパゲティ、お子様ランチといった総花的なメニューの羅列が当たり前だった。なぜ、最近のタイ人の客層は専門店を好むようになったのか。街を歩いてみた。

まずは、代表的な百貨店型総合レストランの「Fuji」。

Fuji レストラン

タイで一世を風靡した地元資本の日本食総合レストラン。寿司から揚げ物まで、おおよその日本食は網羅。味もそこそこ。価格も決して安いわけではないが、休日ともなれば終日、多くのタイ人らで賑わっている。誰もが知っているFuji。その地位は安泰と言え、最近は、ラオスやミャンマーでの出店も進めている。

一方で、最近は特定の専門食に特化したレストランの人気が急上昇、出店ラッシュとなっている。その一つ「吉野家」。タイでも専門食店が受け入れられるようになったという現実を、最も身近に感じることができる。

吉野家

吉野家はかつてタイに出店していたことがあるが、1997年バーツ危機に伴い撤退。昨年、バンコクに再上陸した。Asokターミナル21にオープンした2号店を訪ねてみたが、連日大賑わいだ。

バンコク店ならではの工夫も感じさせる。中でも感心させてくれたのが、とても食べやすいレンゲ。すでにオープンしている「すき屋」でも同じものを使用している。日本の店では見かけたことのないレンゲ。逆輸入の価値ありと見た。

COCO壱番屋

Fujiレストランと組んで多店舗出店をしているCOCO壱番屋。カレー専門店の中では唯一の「勝ち組」とされる同店。日本でも熱狂的な愛好家が多いことで有名だ。タイでも行列を作るほどの人気店もあり、メニューや味もほぼ日本に近い。

多くのラーメン店が立ち並ぶ「らーめんチャンピオン」 

こうした中で、今、最もホットな日本食として注目を集めているのがラーメン。日本人街を中心に激戦が続くラーメン戦線。投資家に話しを聞くと、口を合わせたように「うまいラーメン店がほしい」と話す。その勢いと言えば、代表的な日本食である寿司の立ち位置を脅かすほど。日本でもトップに立つような美味で個性のあるラーメン店が求められている。今年も有名店の出店が相次ぎそうだ。

釜揚げうどん 丸亀製麺

同じ麺類だが、うどん専門店の出店も始まった。東南アジアでは伝統的に麺類が食事に取り込まれており、抵抗感がないことも出店の決め手となったようだ。ラーメン店より低価格に抑え、トッピングで加算していくという新たな食事スタイル。若いタイ人にどう受け入れられるか注目したい。

若者を中心に空前の日本食ブームが続くタイ。タイから日本への旅行客が増え、日本食、中でも専門食に接する機会が増えてきたことも、日本食専門店の出店ラッシュを加速させているようだ。今後は、チェーン店を展開する大手資本だけでなく、中小の日系資本の進出にも期待が高まりそうだ。

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