私はビジネスでタイに年間5~6回ほど訪れているこのような事をはじめてすでに9年ほどの月日がたっている。当然、色々企画して失敗も沢山している。私の主力は輸入や貿易関係でタイで仕入れて作らせて様々な商品や店舗を日本に運んでいる。そして、多くのタイの起業家の方とも話をする機会を得ている。
その中で思うことがある・・・
日系企業を間に挟んで失敗
日本の経営者の中にはタイは途上国なので日本からビジネスを持っていけば簡単に成果出るのではと思っている人も多いようで、タイへの出店を簡単に考える人が多い。
で、コネクションもない状態でタイでビジネスを始めて現地の人の生活も分からないまま日系の企業を間に挟んで出店して失敗していくと言うのを何度も話しに聞きました。
日本だから喜ばれるわけでもない
日本からなら喜ばれると思っている人が多いようですがすでにタイの経済発展はすさまじくとっくにチェンストアー理論なども一部では確立されていて日本の企業が入っていっても早々は太刀打ちできないレベルになっている。
ましては現地の人の生活も見ずに日本流を貫こうとして相手にされないと言う現象が起きたり、分からないからこそではあると思いますが日系の現地法人に色々依頼してその関連企業にいいようにコストを乗せられて進出したらもうすでに大赤字って現象をまねくわけです。
輸入に日系企業は挟まない
分からないなら出店などしない事。もっと現地の人の生活と金銭感覚を熟知してからでないとビジネスは成功はしにくいです。なので私は現地で商売はしない顧客心理の分かる日本のエリアにタイの商品を持ち込んでお店を出したりするしかも、輸入には日系企業は挟まない。こういうやり方をしています。このほうが成功確立ははるかに上がります。
多分まったく知らない社長が年商何百億あろうと知らないで行くとカモにされるのが海外ビジネスです。しかし、現地をしっかり知ると、少ない予算でもしっかりビジネスは組み立てられます。
まず現地の人の生活を知ること。ここから日本企業は取り組む必要があるんじゃないかなと思いますね。その準備始めてからのほうがビジネスは上手く行きますよ。
一つのご参考に。