2016年11月上旬、福島県にタイで長年親しまれている老舗のカフェチェーン「カフェ・アマゾン」の日本一号店がオープンします。
震災支援をするタイ企業
東日本大震災と原発事故の影響で閉店をよぎなくされた福島県川内村にあった一件の喫茶店。地元復興が現在も続く中、手を差し出したのはタイ国内最大のコーヒーチェーン「カフェ・アマゾン」を展開するタイ石油公社だった。両社は今月14日にフランチャイズ契約を締結、今年11月のオープンに向けて本格的な準備段階に入ったとのこと。

店の場所と村長の意気込み
日本国内発となるカフェ・アマゾンは川内村の中心部、国道399号線のJA福島さくら川内支店側。岩本雄幸村長は「村民がおいしいコーヒーを味わいながら、くつろげる場所になれれば、このカフェを楽しみに村外からもきっと人が訪れるはず」と、同村の交流人口拡大に大きな期待を寄せている。
タイ在住の日本人にとって「カフェ・アマゾン」と言えば砂糖が沢山入った甘いコーヒー。これらの問題も日本向けにアレンジされ、美味しいタイコーヒーが村民を楽しませることに期待したい。











