タイの年間行事でもソンクラーン(旧正月)の次に有名なのがロイクラトン。そのロイクラトン祭りの情報をまとめて見られるオフィシャルサイトがある。それが「loikrathong.net」。
同サイトはロイクラトンの歴史やタイの催し事などを詳しく紹介。タイ語、英語、そして日本語にも対応している。
ロイクラトング祭りはスコータイ朝時代の伝説が起源。当時は「ロイプラプラティープ」と呼んだ。全国的な行事であるが、チェンマイのそれが特に有名。紙で作った灯篭を空中に放つ様子や、蓮を形作った灯篭を水面に流す様子は広く世界に知られており、このために観光客が訪れるほど。原材料にはバナナの葉なども使われる。
-以下、loikrathong.netより転載-
元々ロイクラトング祭りはシヴァとヴィシュヌとブラフマーに捧げる「チョングパリャン」というヒンドゥー教の灯籠を空中に飛ばす儀式であった。仏教がタイで広めたあと、この儀式は仏陀のために捧げるものになった。プラルアンというスコータイ王の妾「ノパマート」は父のために蓮のような形といろんな形の灯籠を作った。書類によるとプラルアンは「これからのサイアム王は、12月の満月の日が来る度、仏陀の捧げに蓮の形の灯篭を造って流し続けるように」と言った。
みなさんは今夜どこへ灯篭を飛ばしに、どこへ灯篭を流しに行きますか?
ロイクラトンを知るためのウェブサイト
www.loikrathong.net/