タイで薬物規制が徐々に緩和されており、来週6月9日より大麻の栽培・育成が非犯罪化されるが、チョンブリー県の警察官4人が、大麻をひと苗育てていた女性を逮捕し懲戒処分を受けた。その女性は当初、許可なく大麻を栽培していたため起訴された。女性は糖尿病を患っており、医療目的で大麻を栽培していた。
医療目的での大麻消費は、数日後、事実上の合法的な使用を可能にする法律でサポートすることが期待される使用法の一つ。多くの人がこの逮捕を批判し、1週間以内に合法化されることから、チョンブリー県警は警官4人を懲戒処分にした。また、彼らに対して、大麻を栽培している人たちを逮捕する前にしっかりと「判断」するよう促した。
数日後、逮捕された女性はその後無事に釈放。従来は、大麻の非精神活性部分のみの使用が非犯罪化されていたが、6月9日より新ルールが施行され、医療用の目的であれば、自宅での栽培が可能となる。栽培する際の許可は特にとる必要はないが、政府は「Plook Ganga」という政府公認アプリケーションを登録するよう促している。
(外国人の大麻所持・使用は法律で認められていないため、注意が必要。)
source:coconuts