ANNGLE公式グッズストアオープン!

シンハビールが絶賛するバンコクラーメン店の老舗「山小屋グループ」名誉会長、緒方正年氏 単独インタビュー

YAMAGOYA

初めから合弁事業化の予定だったのですか?

シンハ側は一貫して「本当の日本のラーメン店をやりたい」と考えていました。山小屋の権利を買い取ろうとも検討したかもしれませんが、「ならば、小さくても自前の製麺工場を持たないとダメだ」とアドバイスしたところ、「じゃあ、すぐに一緒にやろう」と。トントン拍子で話が進みました。

工場となる物件は合弁パートナーのシンハが用意してくれました。現在の「山小屋」スリウォン店が入るビルの4階です。ここに日本から製麺機を取り寄せ設置しました。焼豚や餃子の製造も、ここで行うことにしました。

ただ、肝心の製麺機は当初、1台しかありませんでした。もし故障でもしたら、と心配でね。その後、店舗数も増えてきたので、シンハ側に1階の空きスペースも使わせて欲しいと頼み、現在は1階を製麺工場、4階を焼豚などの惣菜工場として使っています。製麺機も2台に増やしました。

シンハはどうして「山小屋」をパートナーに選んだのでしょう?

yamagoya (4)

後で聞いた話ですが、社長のサンティーさんは、タイで日本食事業を立ち上げたかったようです。そこで、日本各地の飲食店を実際に歩いて回り、試食してみたけど、なかなかお目当てに巡り会えない。

福岡の天神のホテルに泊まった時のことだったと聞いています。すぐ近くに、うちの「山小屋」の店があって、サンティーさんがブラッと入ったそうですよ。で、食べてみて、「これがいい!」となったそうです。

出店にあたって心配はなかったですか?

yamagoya (3)

味はたぶん、いけるだろうと思っていました。筑豊の豚骨スープは濃厚ですから、新しいもの好きのタイ人のお客さんには好まれるだろうと。

心配だったのは集客です。店の立地とか宣伝。1号店をスクンビット55のトンローソイ13に出すことになったのですが、初めて目にした時は、「えっ、こんな場所に!」と思いましたよ。

何しろ、路地を入った住宅街。メーン通りは遥か彼方。「日本では考えられない、こんな場所」と感想を言ったら、タイ側のスタッフからは「この地区は日本人がたくさん住んでいる。タイ人でもハイソな人たちが多い」と。

半信半疑でオープン初日を迎えたら、なんとまあ、行列ができるじゃないの。しかも日本人もタイ人も並んでいる。「日本人が並ぶ店は美味しいと、タイ人は思っているんですよ」とスタッフに説明を受け、ようやく納得しました。

ANNGLE STORE
タイにちなんだ面白アイテム
タイ語Tシャツ(パクチーなしで)
¥ 2,580