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「タイでの資産運用は私にお任せを!」コンサルタント業、佐々木扶美さん

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金融サービスの国際専門家集団MDRTのメンバー

「信頼関係がなければ続かない仕事。お客さまには、おばあさんになるまでのお付き合いとお約束しています」と話す佐々木さんは、タイでは珍しい主に日本人を対象とした資産運用コンサルタント。

制度や運用、税率など目まぐるしく変化するタイのフィナンシャル業界にあって、衆目一致の第一人者。節税、高利回り運用、手厚い老後保障など多くの日本人が相談に訪れている。

世界79の国と地域に会員約38,000人を擁する金融サービスの国際専門家集団MDRTのメンバーでもある。卓越した商品知識と高い倫理観を兼ね備え、社会貢献も求められる世界のプロ集団。タイからは佐々木さんも含め数人だけが入会を許されている。

「なんだか、違うな」

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とはいえ、もともとフィナンシャル業界に身を置いていたわけではなかった。横浜の出身。大学卒業後、航空関連の会社でホテルプランの企画販売や経営管理、顧客サービスなど通算約10年を過ごした。

クオリティーの高い日本のサービス業。水準を維持するための目配り、心配り。顧客や取引先に迷惑をかけられない分、削るのはもっぱら自分自身と自分の生活だった。

「なんだか違うな。このまま、こうやって、どうなるんだろ?」。そんな素朴な違和感を感じるようになったころ、10年ほど前に一人で訪れたタイ旅行のことを思い出した。

なんだか楽しんでいるかのよう

特に「はまった」わけでもないのに、思い起こされたタイ旅行。同じサービス業なのに、笑顔で心地よさそうに接客に励んでいたタイのサービスマンたち。無理をせず、なんだか楽しんでいるかのよう。「ずっと、頭の片隅に残っていたんですね」

「やっぱり、このまま続けるのは私ではない!」。そう思って一念発起。タイ南部、サムイ島で開業準備中だったホテルに転職したのは2004年半ば。思いっきり、タイのサービス業を満喫した。

そこで夫と知り合い、一緒に暮らすようになって、やがて結婚。間もなく長女が生まれた。夫は、タイに銀行制度や金融システムを導入したことで知られる名君ラマ6世の子孫。その導きがあったのだろうか。ほどなく現在の仕事、投資運用コンサルタントとして働くようになった。

「私も家族がいるから、同じように考えられる」

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顧客の自宅を訪ねては、膝詰めとなることも少なくない。奥深く、息の長い仕事。時に、家族構成や世帯年収、悩みなど聞きにくいことも尋ねなければならない。「だからこそ、やりがいがある」

誰もが迎える子供の成長、そして老後。今から準備しても、早すぎるということは決してない。そのためだけの、ほんの少しのお手伝い。「私も家族がいるから、同じように考えられる」

長女は今年、小学校に入学。日々、日本語とタイ語と英語に囲まれて暮らしている。つい先日のこと。「おかあさん、なんで、サンダルって言うかわかったよ」。「えっ、どうして?」

「うんとね、サンはお陽さまのこと!」。「じゃあ、ダルは?」。「うーん。なんだろう…」。この子たちが安心して暮らしていけるような、そんなプランを提案してみたい。

タイで在留届を提出済の日本人は最新の2012年統計で約5万人。企業などの駐在員や永住者、その家族などが多くを占め、滞在する男性の多くが仕事を持って暮らしている。女性についてはビザの関係から就労が難しいと一般的に理解されているが、実は「働く」女性は決して少なくない。新企画「タイで働く女性たち」では、タイで仕事やボランティア活動などに就き、活躍する女性たちを追う。

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