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サムライ・バックパッカー太田さんが来タイ

「サムライ・バックパッカー」として知られる太田英基(おおた・ひでき)さん(26歳)がこのほどバンコクを訪れた。フィリピンへの留学後、約2年間、世界を旅してきた太田さんに、海外のさまざまな事情や最近の若者に対する思いを語ってもらった。

太田さんは若者のグローバル志向底上げを目的とした旅プロジェクト「SAMURAI BACKPACKER PROJECT」を立ち上げ活動中。世界一周をしながらインターネットを中心に情報発信をしている。世界各地で活動する日本人の熱い思いや、ちょっとした話題をレポート。Twitterでの発信も続けている。

「カウチサーフィン(旅行者が旅先の民家に無料で泊めてもらえることのできるWebサービス)を利用して、現地の人に会うのが僕の旅のスタイル。こういう旅をしている人はまだまだ少ない」と太田さんは語る。

旅を始める前、2010年5月から8月まではフィリピンのバギオにある語学学校で英語留学をした。2010年9月から本格的に旅を始め、これまでに北米、南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジアと海外諸国を周り、タイが44カ国目。

旅の最大の目的は「現地で生活する人々と会うこと」と言い切る。「世界遺産や祭りなどの風習を見る旅もあるかもしれないが、それは僕の旅じゃない」とも。現地の人々と会うことで「現在と未来が実感できる」のだという。

「太田さんから見たタイは?」と尋ねてみた。

「バンコクは想像以上に発展していて、イメージとのギャップが生まれた。また他の国に比べ日系社会が多く進出していることも特徴的。ラーメンなど日本食がブームになっていることや、生活環境に不満を持つ日本人が少ないことにも驚いた」

続いて、「これからタイに期待することは?」と聞いた。

「日本の若者が内向き化しているのは、海外の情報を知らないだけ。情報があれば興味が湧くはずなので、経験した人が伝えていくことが重要だと思う。タイはそのハードルが非常に低く、よく言われるけども海外旅行入門編に相当する国。でもそれすら伝わっていないのが現状だ。今後、バンコクに住むことが東京に住むのと変らないほどの選択肢となれば良いと思う」

太田さんの旅はこれからも続く。「若者は一度は海外に出てみよう。そこから日本の良さも分かってくる」。そう結ぶ太田さんの笑顔に無限の可能性を感じた。

太田英基(Hideki Ota)
1985年4月5日生まれ、宮城・蔵王の温泉街育ち。大学在学中の2005年11月、広告サービス「タダコピ」を運営する株式会社オーシャナイズを仲間と共に創業。取締役を経て、2010年1月に退社。面白いこと、世の中にとって価値あることを常に追い求める根っからの企画屋。就活イベント、音楽イベント、異業種交流会、サバイバルゲーム等を企画。大学生向けに講演など実績は多数。
2010年9月15日に出国し、1年半かけて40カ国以上を巡る世界一周の旅の途中。

Profile:
www.mohi.jp

SAMURAI BACKPACKER PROJECT:
samuraibp.com

旅プロジェクト始動の背景を綴ったブログ:
blog.livedoor.jp/mohideki/archives/51722037.html

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