沖縄民謡を奏でて日本各地でライブを展開する北海道出身の「堀内加奈子」が去る11月1日、二度目となるバンコクでのライブを無事終了させた。今回は、沖縄民謡の大御所こと大城美佐子さん、琉球舞踊最高賞の仲村和子さんを交えた、本当に豪華な顔ぶれで開催前にはヤフーニュースにも取り上げられ話題を呼んだ。
バンコクのインペリアルクイーンズパークホテルで開かれた「Siam Okinawa Music Festival」、そして、バンコクの民衆沖縄料理店「金城」での地元感あふれるミニライブ。二日間を通しての感想や今後の活動など堀内加奈子さん本人にインタビューさせていただきました。
堀内加奈子がバンコクツアーを終えて・・・
ANNGLEまずは、2度目となるタイでのライブを終えた率直な感想をお聞かせ下さい。
タイ2度目のイベントの感想は、モーラムのメンバーに出会えたのが一番良かったです。生で聴けたし、お互い短い時間でしたが、興味のあることをお話出来たし、タイと沖縄は音楽でもつながっているんだと感じることが出来ました。
堀内加奈子
ANNGLE今回のライブイベントの経緯ついて教えて下さい。
前回のタイでのライブを地元が共通のHIROOくんがオーガナイズしてくれて、その時に紹介してくれた、バンコクの沖縄料理店「金城」の大高さんからの二回目のイベントのお話でした。
前回はプラカノンにあるお店で演奏させてもらい、盛り上がって「次回は師匠の大城美佐子さんも一緒にやってみたい。」って言われていたので、今回はそういうスタイルでのイベントで行こうの運びとなりました。
人と人が繋がって行くのが、目に見えてなんか嬉しかったし、地元の北海道の仲間もいるバンコク行をずっと楽しみにしておりました。
堀内加奈子
ANNGLE初めてのモーラム奏者とのセッションはどうでしたか?
ライブ前に初めてモーラムセッションをYOUTUBEで見て、その盛り上がり感覚が全く理解できませんでした。やっぱりセッションは生で聴く方が断然素晴らしいし、早く音合せしたくってうずうずしました。実は共演は前から決まっていましたが、何故かセッションが出来るかは当日ではわからないとのことでした。。。
イベント自体、セッションがないと意味が無いなと思ってたので、どのように展開するかすごく考えていたんです。そして、中途半端にバンドと沖縄民謡とコラボレーションするよりも、大御所が一対一でセッションした方が絶対にいいと思ってお願いしました。
大城美佐子とモーラムのサワイさんが芸歴50年余るという共通点で、お互いに気にしつつもお互いの音楽をセッションしていただいたと思います。
一日リハして完璧な感じでいどむのも少し無理あったかと思いますが、現場リハーサルで未完成のまま変化にとんだセッションは、芸歴50年のある意味重みを感じたと思います。わたしは、太鼓や三羽(サンバ)で参加したのですが、黙っていられず生演奏の時に飛び入りをお願いして入っていきました。
あの時は本当に楽しかったし、また一緒にセッションしたいと思いましたね。
堀内加奈子
ANNGLE沖縄民謡で各地を回って一番幸せを感じるときはどんな時ですか?
沖縄民謡歌手として各地を回ること。御当地のグルメや文化、人間を知ること。そして、言葉、日本の中でも訛りが違うので、そういったことをネタに出来て、歌うのは沖縄の歌ですが、その方たちを思い出して歌えることが幸せです。
堀内加奈子



前回はプラカノンにあるお店で演奏させてもらい、盛り上がって「次回は師匠の大城美佐子さんも一緒にやってみたい。」って言われていたので、今回はそういうスタイルでのイベントで行こうの運びとなりました。
人と人が繋がって行くのが、目に見えてなんか嬉しかったし、地元の北海道の仲間もいるバンコク行をずっと楽しみにしておりました。


イベント自体、セッションがないと意味が無いなと思ってたので、どのように展開するかすごく考えていたんです。そして、中途半端にバンドと沖縄民謡とコラボレーションするよりも、大御所が一対一でセッションした方が絶対にいいと思ってお願いしました。
大城美佐子とモーラムのサワイさんが芸歴50年余るという共通点で、お互いに気にしつつもお互いの音楽をセッションしていただいたと思います。
一日リハして完璧な感じでいどむのも少し無理あったかと思いますが、現場リハーサルで未完成のまま変化にとんだセッションは、芸歴50年のある意味重みを感じたと思います。わたしは、太鼓や三羽(サンバ)で参加したのですが、黙っていられず生演奏の時に飛び入りをお願いして入っていきました。
あの時は本当に楽しかったし、また一緒にセッションしたいと思いましたね。




会場に足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました!

バンドミュージックでもなく、クラブミュージックでもない「民謡」という地域のルーツ音楽。時に個々の過去を想いを蘇らせ、時に人を自然に躍らせる沖縄民謡は、もっと多くのタイ人にもきっと届くはず。「次回は一般的な屋台街や地方のお祭り等にも参加してみたい!」と意気込みを語り、次なる日本のライブ会場に向かっていきました。