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「きのこ総合企業」ホクト株式会社常務取締役、森正博経営戦略本部長独占インタビュー

「きのこ総合企業」ホクト株式会社常務取締役、森正博経営戦略本部長独占インタビュー

「世界のきのこ屋」ですか。壮大なお話ですね。

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先代社長が2008年10月にテレビのインタビューを受けた際に語った言葉です。きのこの薬理効果やおいしさの秘密を研究しながら、種菌の開発から生産、さらには販売まで行うというビジネスモデルは、必ず世界にもチャンスがあると信じています。

「世界のきのこ屋になる」という先代社長の言葉は、社訓などとして定められているものではありません。あくまで先代社長が、2009年に亡くなる前に、10年後のホクトを語った時の表現ではありますが、私たちはこの言葉を胸に刻みながら仕事を続けています。社員一人一人に贈られた強いメッセージとして。

タイ市場をどのように見ていますか?

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中間所得者層が増加しているタイで、消費者が安心安全な食材、健康につながる食材を求めるようになってきたことに私たちは強く着目しています。加えて、家に帰ってご飯を作るという「うちご飯」が広がってきたことにも大いに関心を持っています。

かつての日本がそうだったように、経済成長や豊かさは消費者の志向や生活スタイルを変え、新たな需要を掘り起こします。私たちは、そこに活路を見出したいと考えています。私たちが自信を持ってお勧めする自慢のきのこをタイの新しい消費者層にお届けしたいと思っています。

ただ、そのためには一層の努力が必要となることは言うまでもありません。タイのスーパーなどで販売されているきのこは中国産が圧倒的に安く、価格競争だけでは太刀打ちができません。私たちのきのこが、いかに安心安全、衛生的で、栄養価にも優れ健康にも良いものかを訴えていきたいと考えています。

そのためには積極的なPR活動が必要です。商品の説明や店頭などでの試食はもとより、レシピの紹介や各種イベント、キャラクターショーなども一計でしょう。とにかく愚直に展開していきます。まずは、何と言っても、食べていただくこと。勝算ですか?もちろん、勝負できると思っています。

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