ロングステイ&留学やカービング事業など、様々な分野でタイ日を繋ぐゴーウェルの松田社長。「人を動かしたい」想いで次々に事業を創り上げる松田社長に、ゴーウェルのこれまでと今後の展望をインタビューした。
まず、事業概要を教えて下さい。
タイへのロングステイと留学事業のパイオニアとして、人生の提案を行っています。当社が業界初で開発したカービング留学やマッサージ留学では、多くの方が帰国後に教室やマッサージ店を開業されています。
加えて、のべ100人以上の生徒が通うタイ語教室事業やカービング事業も行っています。タイと日本でオンラインタイ語スクールを運営するほか、カービング用品の通信販売を行っています。
また、現在特に注力している事業が、ビジネスタイ語とアウトソーシング事業です。通訳の派遣やタイでの市場調査など、タイ専門商社として様々な事業を展開しています。
なぜタイなのですか?
10代の頃から海外志向が強かったため、大学卒業後は旅行会社に就職しました。50ヶ国以上を周るなかで特に関心を持ったのがアジア。中でもタイは、当時の直属の上司が赴任となったことから仕事をする機会が生まれ、「ここで仕事がしたい」との思いを抱くようになりました。
タイとの繋がりを教えて下さい。
「20代で起業したい」との考えから、29歳となった2003年にバンコクで書店を開業しました。「人生に関わる仕事がしたい」との思いは当時から強く、販売する品目として「本」を選んだのかもしれません。同時に、旅行会社で働いていた経験から「数日間の旅行ではなく、人生を変えるようなロングステイや留学に携わりたい」と考えるようになり現在に至ります。
今回の洪水については?
タイへの恩返しの気持ちから募金を行っており既に216,551円が集まっているほか、チャリティーカービング教室なども開催しています。事業に関しては、「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」との考えで、洪水後のチャンスを狙っています。
今後のビジョンについて?
現在、当社はタイ専門商社として「タイと日本の人・企業を動かす」事業を行っています。今後は、範囲をアジア全体に広げてより多くの人・企業を動かす「アジアの商社」として展開を行っていきたいと思います。
読者へのメッセージ
グローバル化が進み、ますますタイと日本の距離は縮まると考えています。タイに可能性を感じて勝負したい人は是非、声をかけてください。日タイを一緒に盛り上げていきましょう!