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福岡県バンコク事務所 初代事務所長 諸富博氏独占インタビュー

タイにはいつ赴任されたのですか?

福岡県のバンコク事務所が2010年に新設されるに伴い、初代事務所長として赴任しました。県ではすでに香港、上海、フランクフルト、サンフランシスコに事務所を設置していて、バンコクが5ヶ所目でした。

海外事務所での勤務希望は2006年ごろまで出していましたが、話はなかったのであきらめていました。ところが、ある時、上司から呼ばれて「バンコクに行ってみないか?」と。

バンコクには2007年、商工部国際経済観光課時代に一度だけ仕事で訪ねたことがあるだけで、ほとんど何も知りませんでした。その時の仕事も物産展に出展する事業のサポートというもので、都会なのに野良犬が多いなあという印象を持った程度。ただ、個人的には、また訪ねてみたいと思っていましたので、赴任の打診にはとても驚きました。

赴任された時、バンコクは「赤シャツ」グループに占拠されていましたね?

(金融の中心地である)シーロムで爆発事件があったり、夜間外出禁止令も出されるなど、あの時はどうなるかと思いました。

ただ、占拠されたビジネス街は騒然としていたものの、私の住むスクンビット地区では普段の生活と何も変わりがなく対照的でした。少なくとも、赤シャツ騒動で身の危険を感じることは一度もありませんでした。

外出禁止令が出た初日は飲食店が営業できなかったため食料を買い求める必要があったのですが、コンビニのパンなどデイリー商品が一斉になくなったのには困りました。

都道府県が単独でタイに事務所を構えることは、とても珍しいことですが、どんなお仕事をされているのですか?

福岡県には、食品、自動車、金型など製造業に分類される中小企業が数多くあります。これら県内企業がタイあるいは東南アジアに進出しようとする際の相談業務が、まず私たちの仕事です。

ただ、その中身は多様で、タイ国内での許認可申請に関わる相談から商品の調達ルートの紹介、資材調達のアドバイスなどさまざま。もちろん、通訳や日系企業の動向に詳しいタイのコンサルタントの紹介業務などもあります。ビジネスとビジネスをマッチングさせるのが大切で、バンコク事務所最大の任務とも言えます。

それから、これら中小企業同士の交流を深化させていこうという取り組みも行っています。福岡県では一昨年から「アジア中小企業経営者交流プログラム」という事業を実施していて今年が3年目でタイは5回実施しています。

これは、1回あたり約20人のタイ人の中小企業経営者を日本にお招きし、地元福岡の企業経営者と交流していただくというものです。初年度はタイの企業のみを対象としましたが、2年目以降はインドネシアや台湾など周辺諸国にも拡大し、今年度は4カ国・地域、計4回実施の予定です。

福岡県の企業のどんなところが優れているのか、東南アジアの企業がどんなことを求めているのか、膝を詰めて交流をしていただくことで新たなビジネスチャンスにつながることができればというのが基本的な趣旨です。

タイ工業省の協力も得て行っている事業で、タイを中心としたネットワークづくりにも有益かと思います。バンコク事務所では、このような福岡県内企業をサポートする仕事をしています。

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