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タイで防災デザイン展を開催!「地震イツモノート」寄藤文平氏単独インタビュー

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現在、どんなお仕事をしていますか?

フリーのアートディレクター兼イラストレーターになって13年ほどが経過しました。現在、東京の銀座に事務所を構えています。スタッフは8人います。

東京メトロの啓発ポスター作成の仕事は現在も続いています。JT(日本たばこ)の「大人のタバコ養成講座」というシリーズも11年目に入りました。タバコのマナーはどうあるべきか。ついついマナーを忘れてしまいがちな愛煙家に向けたメッセージを送っています。

このほか、ブックデザインの仕事は年間で80冊近く手がけています。また週刊誌などで挿絵の仕事もしています。作者は知らないけど、作品は知っているという方もいらっしゃいますね(笑)。

つい先日のことですが、最近、大流行となっているSNSの関連会社からキャラクター作成の依頼がありました。でも、お断りしました。インターネット内のキャラクターの世界には、何か、金融にも似たものを感じてしまいます。表現よりも、その表現を流通させるシステムの価値の方が大きいのです。そういう場所で僕にできることはあまりありません。

どのようなデザイナーを目指していますか?

かつてはデザイナーの世界も、伝統的な職人であるべきという風潮がありました。例えば、文字間のピッチについて、コンマミリ単位でこだわるような。

でも、時代は変わったと思います。まず、全体を俯瞰し、このデザインはどうあるべきか、あるいは、こうしたいという絵図がどうしたら描けるか。その答えが求められているのが、現代のデザイナーだと思います。自分もそうありたいと思っています。

バンコクの展示会に来られる方へ一言

タイでは昨年の大洪水があって、それを受けての展示会と聞いています。ちょっと知っていれば防げたこと、例えば多かったという感電死も少しの知識で予防できたと思います。

自分個人のための防災ノウハウを知るには良い機会だと思います。展示を見て、日常の暮らしの中で、「いつも」どうするかと考えていただければ嬉しく思います。

寄藤文平氏(よりふじ・ぶんぺい)1973年生まれの39歳。長野県箕輪町出身。長野県内の高校を経て、武蔵野美術大学へ進学。在学中から大手広告代理店の仕事などを手がけ、1999年に独立。グラフィックデザイナー、アートディレクター、イラストレーターの3つの肩書きを合わせ持つ。2007年にNPO法人プラス・アーツと刊行した「地震イツモノート」は10万部を超えた。

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