Now Reading
タイで防災デザイン展を開催!「地震イツモノート」寄藤文平氏単独インタビュー

タイで防災デザイン展を開催!「地震イツモノート」寄藤文平氏単独インタビュー

図案化以外にも何か工夫はありますか?

今回の展示会にも若干取り入れられていますが、ゲームを使うという方法もあると思います。以前、横浜で開かれた「地震エキスポ」での体験から、そう考えるようになりました。

この地震エキスポは、事前のメディア受けはとっても良かった。ところが、いざオープンしてみると、来場者がさっぱりという状況でした。地震の絵やパネルは、確かにそれほど楽しいものではないかもしれません。「できれば見たくないもの」だったのかもしれません。

その時に思いました。心理的に負担のかかるものを提示したところで、常にストレートに伝わるわけではないということが。伝える側に、ゲーム化するなどの工夫が必要と感じました。

現在開かれている展示会では、シャッフルカードゲームというゲームの要素を取り入れて、震災の実情を伝えるようにしています。楽しめながら、言い換えれば、自分の問題として受け止められるように伝えていくことが大切だと感じました。

小さい頃は、どのようなお子さんでしたか?

子供のころから絵を描くことが好きでした。小学生のころは絵日記が好きで、学校の宿題でもないのに毎日書いていました。私の絵日記を面白がって、読みに来る友達が何人もいましたね。

See Also
バンコクでなくならない有名料理店

中学校のころになると、本格的な漫画を書くようになりました。自作の漫画です。これが、もう大ウケでした。実在するクラスメートや先生を登場させたので、「次はどうなるんだ」という問い合わせやリクエストが殺到するほどでした。影響を受けたのは、当時流行していた「北斗の拳」という漫画です。

高校時代になると、将来はグラフィックデザイナーになりたいと思うようになっていました。自分のための絵を描くことよりも、人に見せるための絵、人に喜んでもらえる絵を描くにはどうしたいいか。そんなことを、いつも考えていました。

高校は進学校だったので、美術大学を目指す生徒は私くらい。でも、気になりませんでした。美術大学に入るために、かなり集中して絵の訓練をしました。受験勉強は苦しいのに、絵を訓練はむしろ楽しかった。美術大学を受験したのは、私としてはごく自然な選択でした。

Pages: 1 2 3

© 2019 ANNGLE(THAILAND)Co.,Ltd. All Rights Reserved.

Scroll To Top