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朝日新聞アジア総局長 藤谷健氏 独占インタビュー!

バンコクに赴任されてからの大きな出来事は何でしたか?

やはり2010年3月からのタクシン元首相を支持する赤シャツグループによるバンコク中心部の占拠でしょうか。総局のあるチットロム地区周辺は軍が電気と水道を止めて「兵糧攻め」にしようとしたため仕事になりませんでした。そこで、近くのホテルに拠点を移したのですが、30階にある自分の部屋に銃弾が撃ち込まれるなど危険が増したので、最終的にはルンビニ公園近くのシーロム地区に移って取材を続けました。

万が一の事態に備えて、そのころは防弾チョッキとヘルメットも着用していました。ジャカルタ時代に東ティモール取材のために購入してあったのを取り寄せて。緊張の毎日でした。

タイ経済は今なお好調とされており、今年も日系企業の進出ラッシュが続いていますが、タイ市場の将来をどう見ますか?

難しい質問ですね。消去法で考えれば、周辺諸国のうちカンボジアはまだインフラが不十分、ミャンマーなどはさらにこれから。そう考えると、やはりタイしかないかなとは思います。タイ社会の懐の深さや、日本語が比較的使えるところ、そういったこと考えても、相対的にはタイしか選択肢はないという見方はあると思います。

ただ、一方で、タイ一辺倒のリスクも考えないといけないですね。4月から導入された最低賃金の引き上げは、来年全国に広がり、その影響や慢性化している労働力不足の問題もある。与野党の先の見えない対立、赤シャツグループといった政治的な不安定要因もあります。

現在、日系企業のタイ進出が堅調なのは、日本を出ざるを得ないといった日本側の問題と、これまで投資を受け入れてきた中国市場が停滞を始めている、そういったことへのリスク分散の側面があると思います。この相対的な受け皿として、タイ市場が注目を集めているのではないでしょうか。現に、中国一極集中を見直し、東南アジアに新たな拠点を作ろうという企業の動きが最近、目立つようになりました。

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