豪雨の中できっちり勝ったタイ
サッカーのW杯ロシア大会・アジア予選の重要な一戦、イラク戦が9月8日にバンコクで行われる。その試合を前に最後の強化試合であるアフガニスタン戦が3日に行われた。
豪雨の中での一戦となった試合は、前半28分にフリーキックからタイが先制。後半にはエースのティラシン・デンダー(SCGムアントン・ユナイテッド)が、ゴール前で雨で止まったボールを蹴り込んで追加点を挙げた。
途中からはグラウンドに水が溜り、思うようにボールをコントロールできない状況となってしまったが、タイが地力の差を見せて危なげなく勝利した。
【タイ2-0アフガニスタン ハイライト】
www.youtube.com/watch?v=9h1zJhgMY-M
イラク戦のチケットは5万枚即日完売
8日に行われるイラク戦は、アジア最終予選進出へ向けて非常に重要な試合となる。現在、2連勝で暫定ながらグループ首位に立つタイは、強敵のイラクに勝利すれば一気に最終予選進出の可能性が高くなる。
昨年から続く「タイ代表フィーバー」の中で、国民の期待は高まるばかり。大一番のイラク戦のチケットは5万枚が即日完売と、これまでにない盛り上がりを見せている。
対するイラクも、3日に台湾を5対1と下して力強さを見せた。タイは“タイのメッシ”と呼ばれるチャナーティップ・ソングラシン(BECテロ・サーサナ)を怪我で欠くのは痛いが、5万人の大観衆の中での勝利を期待したい。
【イラク5-1台湾 ハイライト】