いまだ人気の絶えないタイ人の北海道旅行。そんな中、さらに北海道の魅力を伝えようと「東北海道観光協会」がタイの旅行会社向けに観光プロモーションセミナーを開催した。
タイ人に大人気!やっぱり北海道は”でっかいどう”
タイ人への日本渡航ビザの緩和により、昨年の2倍近い観光客誘致に成功した北海道。特に札幌を中心とする道央地方は20万人を超えるタイ人観光客が押し寄せ、北海道ブームはいまだ留まることを知らない・・・
しかし、その反面、知床、網走、根室、釧路などの道東エリアは5,000人前後増加のみで、広大な敷地面積であるがゆえに観光集客に伸び悩まされている現状もある。
今回の観光プロモーションセミナーでは東北海道を盛り上げるため、各地域の広報担当者とタイ国内旅行業者がセッションする機会をメインに設けた。セッション時間は午前・午後と続き、イベントの終盤には道東各地のおみやげ抽選会も行われた。
タイローカルとの接触をもっと活用すべき!?
タイでは近年、日本各地の観光プロモーションが盛んに行われている。しかし、このようなローカル業者との接触イベントはもう少し工夫できるのではないだろうか・・・
単に一時的な通訳をたて説明の機会を作るのではなく、タイ国内のインフルエンサーを招待し試食会などを設ければ情報拡散が現場レベルで発生し、即日効果をもたらす事も可能になる。
いわば”物産展的発想”にもなるが各地の観光担当者も年間を通してタイを訪れる機会が限られているため、タイ国民性を熟知したイベンター側は斬新且つ効果的な企画構成を求められている。