\タイ人が日本語で答える"ANNGLE-Q"/
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ひと事ではないオーバーステイ!日本人女性不法滞在7年のケースも。

今回のタイ法的生活のい・ろ・は、誰にでも起こりうる不法滞在について。

タイは比較的不法滞在については寛容な国といえるかもしれない。タイは観光国なので、タイの魅力を堪能しながら外国人にお金を落としてもらいたい。そのため堪能しすぎてうっかりの空港での1日オーバーステイは罰金を徴収されることなく罰則スタンプを押しただけで、係官の微笑みとともに放免してもらえる。「微笑みの国タイ」にかけて、これが俗に「微笑みの1日」と呼ばれるものである。ただ陸路で国境を抜けるとこの微笑みはない。しっかりオーバーステイカウンターで500B支払うことになる。空路を使う旅行者の方がよくお金を使うので、タイでの望まれた旅行者ということで、この差異があるのかもしれない。

2日目から普通に1日500Bの罰金がかかり、最大20,000B(40日分)が上限。延長に関しても、どんなビザを所有している人も多少のオーバーステイをしても罰金を払えば、さらに延長の条件を満たしさえすれば延長できる。ここでタイのオーバーステイ取締りは緩いと勘違いする向きもあるかもしれない。しかし最大のこの20,000Bの罰金を支払った旅行者は、係官にタイ国への再入国を拒否される可能性があるので十分に気をつけよう!つまりタイはうっかりオーバーステイには寛容だが悪質な不法滞在には、他国と同じで厳しいのだ。

2016年3月20日よりイミグレーションのオーバーステイに対する法律が変更された。
出頭した外国人の場合、90日を超えて滞在した外国人は、王国出国後1年間は入国不可、以下同様に1年を超えて滞在したものは、王国出国後3年間、3年を超えて滞在したものは、王国出国後5年間、5年を超えて滞在したものは、王国出国後10年間、入国不可となる。
逮捕された外国人の場合1年を超えない滞在したものは、王国出国後5年間、1年を超えて滞在したものは、王国出国後10年間、入国不可となる。パスポートの所持も厳格されているので持ち歩くようにしたい。(2016年7月12日変更記載

几帳面な日本の旅行者は外国で不法滞在なんかしなさそうに見えるが、やはり人の子、実際は様々な理由でオーバーステイを経験することになるのである。うっかりから始まり、パスポート盗難、悪質なビザ業者・ずさんな従業員による喪失、トラブル・裁判に巻き込まれる等が原因だが、できる限りビザ・オーバーステイは放置しないようにしたい。

驚くべきことに一時期日本人社会にオーバーステイが流行った?と思われる時期があったのである。おそらく「いくらオーバーステイしても罰金20,000B払えば大丈夫だよっ大丈夫。」とうそぶくコンサルティング風情の人がいたのではないだろうか。そういう「赤信号みんなでわたれば怖くない」的な思考は他人の国では非常に危険で、限界を攻める人はいずれ大きなトラブルを抱えることになりかねない。もし相談するにも慎重なコンサルティングを選び行動したいところである。

ある時のこと。とある女性のお客様から電話があり、「オーバーステイしているのですがどうすればいいですか?」と問い合わせ。何年か尋ねると「7年です…」。絶句。7年のオーバーステイ。これがこれまで相談を受けた最長のケースで、彼女のパスポートの有効期限が迫っており切羽つまっての相談だった。彼女の場合経済的なご事情で不法滞在してしまったようだ。

ここで7年オーバーステイで国境に行くとどうなるか説明すると、オーバーステイを2年越えると、イミグレコンピューターに出入国記録がなく、また2016年3月の不法滞在厳格化から、たとえいくら係官を買収しようとしても、係官も助けることはできず、国境で逮捕される。そしてバンコクに送り返され移民局で裁判を受けることになる。そして罰金を支払うか労役につき、航空券を自費で買えるものは、強制送還されます。強制送還されるとタイには最低王国出国語10年間は戻ってこれない。

こういうケースでは、日本大使館に相談して逮捕されないように日本大使館職員に同行してもらうしか方法がない。しかも、無事出国した後に日本からタイへ再び入国しようとしたが拒否されたという事例もあるので、困ったことになったら当社を含む専門機関に相談するのが良い。

コンピュータ化によりオーバーステイの記録が残る仕組みに移行していることから、安易なオーバーステイには気をつけることが必要だ。将来、永住ビザ申請するときに響くかもしれないし…。

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