タイ大手スーパーマーケット「テスコ・ロータス」の自社の冷凍食品(PB)で「ゾンビ飯事件」が発生しました。
バンコクゾンビ飯事件の真相
Chanon Saetangさんが日曜日、帰宅する途中に最寄りのスーパー「テスコ・ロータス(スティサン支店)」に立ち寄り、同社のPB商品の韓国風豚肉(冷凍食品)を購入。
自宅についたあと冷蔵庫に一時的に保管し、数時間後電子レンジで加熱して食べようとしたとたん、容器から悪臭が発生。豚肉はゼリー状に変化し、ご飯はグレー色になっていた。本人曰く、加熱前に悪臭は全くしなかったという。
“ゾンビ飯”という名前でソーシャルメディアで拡散
状況に驚き「ゾンビ食品」というタイトルを付けて腐った冷凍食品の写真をソーシャルメディアで月曜日朝に共有。たちまち「ゾンビ飯写真」はシェアされ、多数の消費者からの不安のコメントが寄せられた。
Ek-Chai Distribution System株式会社とPB生産を手がけるテスコロータスのスタッフは事故発覚後、速やかにChanon Saetangさんに連絡を取り、謝罪。同日の夕方、支店長とエリアマネージャーを送ってギフトセットと1500バーツ相当のバウチャーを提供し、今回のトラブルについて和解した。
同社は、改めて記者の前で謝罪報告した後、詳しい原因については結果が分かり次第報告するとしている。製品の製造シリアル番号は2111562A1、賞味期限が今月中であったことも確認されている。
タイの冷凍食品、賞味期限に関する規定はまだまだ確実なものではない。