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高級ベンツタクシーサービス”TAXI VIP”が初披露! 初乗り2キロ150バーツから

タイでベンツタクシー

タイ陸運局は高級車であるベンツを使用したサービス“TAXI VIP”を発表した。車内には安全装置やその他便利な機能が搭載されており、乗車運賃は初乗り2km・150バーツから計算される。

車種はメルセデス・ベンツ C350e アバンギャルド

陸運局局長のサニット・ポンムアン氏はタクシー会社、オール・タイ・タクシー(ALL THAI TAXI)社の新サービスであるTAXI VIPサービスの披露式を執り行った。このサービスでは“メルセデス・ベンツ C350e アバンギャルド”の車両がタクシーとして使用されており、タイ全体のタクシーサービスレベルを国際標準値まで上げることが狙いである。

それと同時に、運輸省と陸運局が示す公共交通機関サービスの枠組みを広げ、あらゆる乗客の要望に対応出来るようにする。TAXI VIPサービスでは、最初の2キロの初乗り運賃を150バーツに設定し、その後1キロにつき12ー16バーツが加算される。乗車時間によっても運賃は加算され、万が一渋滞に巻き込まれた場合は走行距離ではなく、1分で6バーツが加算される。仮にタクシーサービスセンターを通してこのサービスを利用する場合は、50バーツ以下の手数料が発生し、前日予約や空港での送迎を希望する場合は、1回につき100バーツ以下の手数料が発生する。

以前から存在するTAXI OKサービスと同様、車内にGPS追跡機能を装備し、運転手の身分証を写し出すスクリーン、乗車運賃メーター、乗客がいざとなった時に直ぐ押せる非常用ボタン最低1セットが装備されている。その他、車内の状況をスナップ写真で撮影するカメラは、リアルタイムで車の情報を陸運局タクシー管理センター(DLT TAXI CENTER) に送り、乗客が最高のサービスを受けれるよう管理する。また、車内には無料の飲料水、新聞、おしぼり、Wi-Fiサービス、充電サービスが備えられている。

運転手にはよりプロ志向に・・・

TAXI VIPサービスでは顧客のニーズに応える為の豊富なオプションが備えられている。例えば会社組織、ホテルビジネス、ビジネスマン、観光客など、通常よりも高級で快適なサービスを求める様々なタイプの顧客に合わせたサービス提供が可能である。運転手にはよりプロ志向が求められ、通常のタクシーと比べて遥かに高い性能の車両が使用される。

新車のみ、2年以下の使用期間、2万キロ以下の走行距離の車両である事が基準として設けられている。ブレーキの補助を行うABSシステム(アンチロック・ブレーキ・システム)や、前の座席にエアバッグが最低1セット装備されるなど、より乗客の安全の質を高める車両となっている。

陸運局の規定に基づき、車体の上面にVIPの文字が点灯するランプ、車体の側面にはTAXI VIPの文字が大きく書かれており、これにより乗客は通常のタクシーとの違いが見分けられるようになっている。このサービスは6月1日からバンコクでスタートした。

TAKAの一言:
利用者にとってこういった選択肢の幅が広がる事は非常に望ましい事ではあるが、僕はもっとタイのタクシーサービスのボトムスアップを図ることが最優先事項であると考える。現状、タイではまだまだ乗車拒否や外国人に対するぼったくり料金等が蔓延しており、いくら高級なサービス提供しても、全体の質を上げないとタイのタクシーに対する悪いイメージは払拭されることはないだろう。国はもっと違反ドライバーに対する罰則や、儲からないタクシー運転手を保護する規定を構築していく事が求められる。

source:posttoday,mthai.com

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