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ワイヤーハンガーをアンテナ代わりに! 欧州サッカー放送権をめぐる配信トラブルでタイサポーターが熱い?

サッカーのワールドカップ(W杯)と並ぶ重要な国際大会で、現在開会中の「UEFA欧州選手権」(以下、EURO)の放送権をめぐって、タイのケーブルテレビ局と配信元のエンターテイメント会社の間でトラブルが発生している。

放送権を持つ大手エンターテイメント会社「GMM GRAMMY」(以下、GMM)がタイのケーブルテレビ局大手trueに対し、EUROの配信をしなかったことがそもそもの発端。trueがGMMに批判的なコメントを発表したことから、ことの顛末に尾ひれがついて、SNSサイトなどでサポーターを巻き込んだ中傷合戦が展開されている。

EUROはワールドカップの中間年に開催される主要な国際大会。1960年にフランスで第1回大会が開催され、今回が14回目。欧州にはサッカーの強豪国が数多くあり、国際的な注目度は高い。サッカー人気の高いタイでも多くの視聴者がおり、EUROの放映を心待ちにしていたファンも多数いた。2012年の今大会は、前回W杯も制したスペインが大会2連覇を達成するかに注目が集まっていた。

GMMによれば、タイ国内でのEUROの放送権を独占的に持つ同社が、放送各局に配信の契約交渉を開始したのは昨年半ば。ケーブルテレビ局を展開するtrueに対しても打診をしたが、GMMが示した条件をtrue側が期限までに受け入れなかったことから不調に終わっていたという。この結果、地上波放送を手がける3ch、5ch、9chと、別のケーブルテレビ局「DTV」で放送が行われたのに対し、trueとケーブルテレビの送受信契約をする一般世帯では、EUROの生放送が一切視聴できないという事態となった。

trueの加入世帯は約180万世帯。タイの全テレビ受信世帯数約2200万世帯(2011年8月現在)の8%を占め、影響は軽微ではなかった。インターネットサイトには「サッカーが視聴できない」「GMMはケチ」などといった書き込みが殺到。trueが設置した受信機のケーブルを無理やり地上波アンテナに接続したり、ワイヤーハンガーをアンテナ代わりにテレビに差し込んで苦情を訴えるサポーターが出現したことから、これが面白おかしく伝えられ、問題を複雑にさせた。

こうした事態に、trueは改めてGMM側にEUROの配信を打診。これ以上の泥沼合戦を懸念したGMMも主催する欧州サッカー連盟(UEFA)に照会したが、すでに大会が開催中であることを理由にUEFAは応じない姿勢を示している。国際サッカーを舞台とした放映権をめぐるトラブル。解決に向けた妙薬は当面、得られそうにない。

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