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タクシー専門協会のオラポン会長はこのほど、月1万2,000バーツ(約4万円)を支払った場合、バンコク都含む首都圏内でタクシーが乗り放題になるサービスを検討していることを明かした。早ければ来年初めの導入となる。
値上げに頼らない新しいサービス
同会長は「タイの投資家と連携し、値上げに頼らない新しいサービスを始める」と強調。月額制で乗車回数の制限もなく、利用特典としてヘルシージュース6本やサプリメントも提供するという。
協会自体が事業を行えないため、共同出資で運営会社を新設。サービスを請け負うタクシーには、1日当たり2,000バーツを支給する。同会長は「タクシーが乗客を探す手間が省け、乗車拒否の問題も減る。興味があるドライバーも多い」と期待を込めた。

乗車拒否問題の解決策となるのか!?
タイのタクシーについては乗車拒否やボッタクリなどが横行している。2015年に「ぼったくらないタクシーとして」サービスを開始した「ALL THAI TAX」も一部でトラブルが勃発している。オラポン会長は”乗車拒否の問題も減る”ということだが、実際にタクシードライバーのホスピタリティ向上につながるかは正直微妙という意見もある。

source:Matichon