10月14日20時頃、タイ警察のミーウィチャイ警察少尉は、MBKの前でタクシーに乗車拒否を受けている一般人を発見し、代わりにタクシーを止めてあげようと試みた・・・
しかし、警察である本人も立て続けに3台から乗車拒否を受けとして、それらのタクシーを即日逮捕。
さらに、ミーウィチャイ警察少尉は自らのフェイスブックに現場写真をアップロード。その画像はたちまちタイ国内で拡散され「よくやった!」などという賛辞の声が上がり、地元メディアもそのニュースを取り上げるまでに発展した。
※実は厳しいタイのタクシー規制:タイの交通規制法では、タクシーが正当な理由がなくお客さんの乗車を断った場合は、1,000バーツの罰金、20点減点、そして、15日間の運転免許没収がかせられる。
ソーシャルメディアで暴かれるマナーの悪いタクシー
乗車拒否ドライバー逮捕のニュースが配信された翌日、乗車拒否タクシーを撮影してソーシャルメディアに投稿したユーザーも目立った。下記は、「乗車拒否を繰り返すタクシーはプラトゥーナム周辺でも大量に発生している」という動画。
また、先日、タイの地元ニュースで、タクシーの運転手から乗車料金を上げてほしいとの声が増えていると話題になったが、タイ警察は「値上げするのであれば、まずはタクシー運転手側のサービスを改善してほしい」と返答。
やはり、タイのタクシーはサービス品質が不安定であるが故に、安価な料金設定ということなのか。サービス品質は、滞在外国人や、観光客だけではなく、タイ警察も悩みの対象となっている。
軍事政権の取締まり効果で、以前よりは乗車拒否率が若干減ったように思えるが、一定したサービス品質になるにはもう少し時間が掛かりそうだ。
source:MThai