タイ北部ペッチャブーン県・プーヒンロンクラー国立公園内の並木道にあるヒマラヤザクラが11月末に一斉に枯れ、シーズンを迎えても花は咲かなかった。
同園は「タイの桜並木」として知られる絶景スポットだが、このままでは同県の観光業に打撃を与えると懸念する声が上がっている。現地の関係者によると、2年ほど前から桜の葉が散ったり、花が咲かなくなったりする現象が起きていたという。
原因は不明だが、気温が下がらないことが一因との見方もあり、公園職員がその究明や対策を急いでいる。関係者は、観光客の減少を危惧するとともに「タイの桜が見られなくなる」と不安を口にした。
source:Sanook