タイ南部の経済回廊はついに始動するのか?

夕焼けとメコン川
夕焼けとメコン川
コラム

タイ発展の切り札とされる東部経済回廊(EEC)構想に続き、今年8月に南部経済回廊(SEC)構想が閣議承認されたのは記憶に新しいですね。

タイ南部経済回廊の主役となる4県って?

総事業費は約2,000億バーツで、アンダマン海、タイ湾、インド洋沿岸諸国と接するチュムポン、ラノーン、スラタニー、ナコーンシータマラートの4県が主役です。メイン事業は4県を結ぶ鉄
道計画だそうですが、報道によると、南部サトゥン県での新空港建設計画も浮上したとのこと。

実現可能調査について、すでに約600万バーツでコンサルタント会社に依頼する予定で、南部地域の航空輸送能力の向上と域内観光地への送客が狙いだそうです。その他、ナコーンシータマラート、トラン両県の既存空港の拡張計画も始まり、SECも本格始動といった様子です。

タイ南部の経済回廊

タイ南部の経済回廊 出展:jeri.or.jp

拡張予定の地方の空港

具体的には、ナコーンシータマラート空港を18億バーツの予算で、新旅客ターミナルを建設。トラン空港は約20億バーツをかけて、新旅客ターミナルや駐機場の拡張などを行うそうで、いずれも年内に工事入札を実施する予定です。

矢継ぎ早に動く経済回廊構想ですが、財源確保も然ることながら、将来的な需要や経済成長の予測はできているのか、少々疑問視してしまいますね。

ナコーンシータンマラート空港

ナコーンシータンマラート空港

おすすめ関連記事