タイ運輸省陸運局は7月26日、タイとマレーシア両国の鉄道で使える共通のEチケットの導入を検討していると発表した。現在はそれぞれのチケットが必要だが、一本化することで両国の観光振興などに繋げたい考えだ。
共通Eチケットは、国境付近のマレーシア側パダンベサール―タイ側ハートヤイ間を皮切りに運用を始める予定。両国間でシームレスな交通体系を推進し、将来的にはマレーシア側ペナンにまで範囲を拡大する方針だ。これに併せて清算システムの開発も進み、即日決済も可能になる見通し。また、両国間での物流コストを抑えるため、トラックなどの入国管理規制の緩和を進めているという。
source:PostToday