タイの軍事政権が発足した暫定国会の議員の資産公開が10月前半から開始されタイ国内でなにかと話題になっている。
驚くべきタイの国会議員の純資産とは?※一部
・ジャカティップ・チャイジンダー警察副長官(54)9億6207万バーツ
・カムトン・プムヒラン元海軍司令官(63)8億179万バーツ
・ワチャラポン・プサーンラーチャキット前警察長官代行(60)4億6942万バーツ
・ソムヨット・プムパンムアン警察長官(59)3億5586万バーツ
・シリチャイ・ディサクン国防省次官(59)1億882万バーツ
※1億バーツ(3.2億円前後)
純資産額が1番多かったのは石炭大手バンプーなどの事業を展開するウォンクソンキット財閥のイサラ・ウォンクソンキット・タイ商業会議所会頭(66)で、52億2573万バーツ。
もちろん与党からは検証要請の声・・・
軍や警察官僚の金持ちっぷりには、軍政と常に対立するプアタイ(タクシン元首相派前与党)などから、各自の資産の出所を徹底的に検証すべきという話も上がっている。
それらの与党の問に対しプラユット首相本人はテレビ演説で、「感情的に話したり気分だけで決め付けることをするな」と反論した。「軍人・官僚がどうしてこんなに裕福なのか、などといった声があっているが、相続している事も考えられるため、意見は公正とは考えられない。もし、不正があればもちろん訴追する」なとど述べた。
一般国民にとってはまったく想像の付かない金額ですが、日本では到底考えられない国会議員の総資産額の公開。タイらしい驚きのニュースです・・・
source:Thaipbs