タイ観光庁は5月27日、中国の大手決済サービス「アリペイ」と合弁契約を結んだと発表。タイにおける中国人観光客の買い物利用の促進の他、中国との合弁企業を支援し、富裕層の来タイ人口を増やしたい考え。同サービスの利用者は現在9億人。同庁では首都圏を中心に、地方にも決済サービスを利用できる加盟店を増やしていくという。
昨年1年間でタイを訪れた中国人観光客は延べ1000万人に上り、観光収入は5,860億バーツに到達。今年はいずれも前年比10%増の1100万人、6,500億バーツを目指している。
今年5月までの来タイ中国人観光客は440万人にとどまっているが、今回の提携により大幅な増加が期待される。
source:khaosod