タイ関税局は、昨年10月~今年9月に国内販売された高級輸入車の台数が増加したと発表した。中でもBMWやメルセデスベンツ、ベントレーが多く、関税の合計額は前年同期を2~3%ほど上回った。
同局によると、昨年は税金システムの変更などにより、車の海外輸入が一時的に止まっていたが、今年に入りシステムの変更が完了。
消費者の高級輸入車に対する購買意欲も高まっていたという。車については、今年の上半期(1~6月)の関税合計額が128億バーツとなり、前年より3倍以上も増えた。
一方、税関を通さない車や食品の違法輸入や、麻薬の密輸などが依然として減らず、同局では取り締まりを強めている。
source:Matichon