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天皇誕生日をめぐる迷い

天皇陛下の誕生日、タイ国内での祝賀会を行うかについての判断を迫られる

天皇誕生日の祝賀会

これまで日本の天皇誕生日には、タイ国内でも祝賀会が行われており、タイ在住の日本人に毎年人気があります。2020年2月20日に行われた同祝賀会は、新型コロナウィルスという脅威の中にもかかわらず、1,100人の参加者が集まりました。現在駐タイ大使を務める梨田和也氏によると、昨年の開催時、コロナの影響は少しずつ広がっている状況ではあったものの時期的に開催ギリギリのタイミングだったと話します。

しかし、今年は昨年よりも状況が芳しくないため、開催は未定だということです。状況が改善されれば、より少ない人数かつ屋外、フェイスマスクの着用や検温などの適切な予防対策を行った上で開催できる可能性はあると加えています。

「現在の天皇陛下は今年61歳、タイが国王を敬うように、私たちも天皇と皇室を敬います」と梨田大使は述べました。

日タイの交流

日タイの外交関係は134年、ASEANを通して48年、メコン活動やアユタヤ時代にまで遡ると、非公式な協力関係などもあり両国の関係は強いといえます。このコロナ禍においてもタイでは6,000社近くの日系企業がアクティブで、減少していません。また、タイに駐在していた日本人は定年退職後、日本に帰国せずタイでそのまま生活している割合が多いといいます。

さらに驚くことに、昨年はタイの日本食レストランの数も増加していました。コロナ禍において閉店してしまったレストランが多くある中、日本食レストランは10%以上増えていて、特に寿司店が増加傾向にあり、日本食はタイでもとても人気があることがうかがえます。ただし、多くのタイ人が日本を訪れている(2019年は120万人のタイ人が訪日している)ため、日本食へ求められるクオリティも高いとのことです。

コロナ禍ということもあり、様々な判断が求められる現在。1日でも早く終息し、気兼ねなく国を超えた交流ができる日が訪れて欲しいですね。

Source:Bangkok Post

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