陸運局はこのほど、タクシー車両に企業などの広告を掲載できるよう規制を緩和する。ドアや後部の外装部に広告を載せることができ、掲載料は運転手の副収入になるという。月額利用料が無料の新しいタクシー配車アプリを開発していることも分かった。
同局によると、広告の掲載スペースは、運転手の視界に入らない車両のドアと後部に限る。ドアなどに記載されている社名や電話番号、車両番号などのうち、不必要な情報は削除して広告スペースに充てられる。運転手は1カ月当たり2,000~5,000バーツの副収入を得られる見込み。新しい配車アプリは無料で使用でき、ルート情報も確認できて利便性も高いという。
現在、約2万人のタクシー運転手が既存の配車アプリ「TAXI OK」に登録しているが、月額使用料約400バーツのカーナビ電波装置などが別途必要なため、運転手から不満が出ていた。新アプリのリリース後、「TA XIOK」から変更する運転手も少なくなさそうだ。
source:DailyNews