バンコク中心部の屋台街として観光客や現地のタイ人にも人気のあったスクンビットソイ38の屋台が終了することになった。
また新コンドミニアムの建設
地元メディアの報道によると、今回の撤去となる理由は新しいコンドミニアムの建設のため。5月末に同所に軍隊と警察が訪れ、各店の店主に移転要請の勧告があったとのこと。
38の屋台街は来年の2月まで
立ち退き予定は2016年の2月。それまでの期間は建物内に店を構える店舗は家賃が無料となり、20万バーツの引っ越しの費用が支給される。しかし、実店舗を持たないリヤカー型の店は引越し費用・立退き料などは一切支給されず、移動先すら検討がつかないほど深刻な状態にあるとのこと。
タイは約2、3年前からバンコクではコンドミニアム、ショッピングモールブームが続いており、今回のような昔ながらの人気屋台街が次々と姿を消している。屋台は衛生面的な問題など以前から度々指摘されているいるが、権力によって国の良き風土が崩れていくのは地元タイ人にとっても、観光客にとっても本当に複雑でやるせない気持ちになる・・・
今回の悲報にショックを受けているタイ好きの方もきっと多いことだろう。
source:Bangkok Post