タイ疾病予防局は4日、感染すると死亡の恐れがある「壊死(えし)性筋膜炎」に注意するよう喚起した。同局では人気俳優のボーイ・パコーン氏が海外の温泉施設で虫に刺されて感染したことから、高熱が出るなど感染の疑いがあればすぐに受診を呼び掛けている。
同感染症は雨季に多発しやすく、足などにケガをしたり、虫に刺された後に患部が土や水に触れることで感染する可能性がある。国内では年間100~200人が感染し、中でも男性の割合が多いという。同局では「擦り傷などがある場合は、しっかりと消毒して清潔な状態を保つように」と訴えている。
source:Matichon