反政府デモを継続中のステープ元副首相は、バンコクの全道路を閉鎖すると宣言。
バンコクの全道路を約20日間にわたり歩行者天国状態にし、基本的に自動車の通行はさせないとしている。
デモ隊を率いるステープ元副首相は全バンコク都民に対し、「国の革命に犠牲はつきもの、我々の改革活動に参加せずに生活に支障をきたすなら早期に他県に避難したほうがいい」と重ねて延べ、遂に都民の生活を人質とりインラック首相を強制辞任に追い込む姿勢を見せはじめた。ただ、今回の宣言は具体的な閉鎖開始日は宣言しておらず、まずは政府に圧力をかける目的ともみられている。
なお、バンコクの中心部を走るBTS（スカイレイン）、MRT(地下鉄)、路線バス、そして、エアポートレールリンクについては通常通り継続運行。
今回の全道路閉鎖宣言により、クーデターの可能性がさらに高まったため、年明け後にバンコクを訪れる渡航者はマメに情報をチェックすることをおすすめする。
Bangkok Post：
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