タイ南部のカオソック国立公園(スラータニー県)で、世界で一番大きな花と言われるブアプットが咲いた。
ブアプットはどんな花?
ブアプット(またはブアトゥーム、英語名はRafflesia Kerrii)はラフレシア科の植物で、つる性植物の根の上に寄生する寄生植物の一種。花の直径は70~80センチで分厚い花びらを持つ。つぼみでも大きめの鍋くらいの大きさがある。花の内部のお皿のような平べったいものの上には鋭いトゲのような突起物が。年に一度しか咲かず、咲くのは4~5日だけ。咲いた後は少しずつ黒く腐っていく。スラータニー県の県花でもある。
タイでブアプットを見るには…?
スラータニー県のカオソック国立公園内で見られる。毎年11月~4月まで観光できるよう開園しているが、道のりは若干大変だ。今回取材したbaagklongチームによれば、ブアプットを見られるスポットへ行くには自然が生い茂る(整備されていない)道を進むため、山に登る入口から休み休み歩いて2時間弱かかったとのこと。距離にすると片道3kmの道。
一生に一度でも見てみたいという人は、ぜひ枯れてしまう前に行ってみてください。年に一度しか咲かないのだから…
Source:baagklong, thairat