疾病予防局などは9月19日、狂犬病に感染したヒトの死亡者数が過去5年間で減少していると発表した。感染後にワクチンを接種した人が1.6倍近く増えた他、イヌやネコに対する予防接種や狂犬病の疑いがある動
物を集めて診断していることなどが主因とみている。
同局によると、今年1~8月の狂犬病が原因で亡くなったのは、スリン県とナコーンシータンマラート県内の計2人。過去最多の1980年には年間で370人が死亡しており、大幅に減少する結果となった。ワクチン接種者は55万人を超え、去年を大きく上回っている。
同局は9月28日の「世界狂犬病デー」に合わせてイベントを開くなどして周知を続けている。
source:Matichon