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第1四半期の不振緩和も見通しを下方修正へ

新型コロナウィルスの影響を加味

タイにおける経済最新状況

タイにおける第1四半期の経済状況は、新型コロナウィルス感染症の流行により消費や観光分野においては大きな打撃を受けたものの、非農業分野の生産高や輸出などが好調にあったため、落ち込み幅は予想を下回ったといいます。

国家経済社会開発評議会(NESDC)が2021年5月17日(月)に発表したデータによると、「タイの第1四半期の経済は前年同期比で2.6%減少したが、ロイター通信による当初の予測では3.3%の減少だった」ということです。

四半期ベースでは、第1四半期の国内総生産(GDP)は季節調整値で0.2%増加し、経済学者らによる予想の0.8%減を上回っています。計画機関は、国内でこれまで最大規模となった新型コロナウィルスの最新波を受けて、今年2度目となる経済成長率の見通しを、3ヶ月前にみられた2.5~3.5%から1.5~2.5%に引き下げました。

コロナの影響と新しい成長の鍵

4月に始まった今回の最新波は、タイの全感染者数の3分の2以上を占めており、外国人観光客の受け入れ準備を進めていたタイでは、ワクチンの接種が遅れている現在の状況が国内の経済活動も圧迫していくとみられています。NESDCは、今年の輸出は5.8%増から10.3%増になるとの予想をしている一方で、2019年には4,000万人近い外国人観光客が訪れていたインバウンド事業においては、従来の320万人から50万人に減少すると予想しており、大きな影響を受ける見込みです。

タイ政府は様々な経済支援政策を打ち出しており、5月の初めには現在の新型コロナウィルス最新波に対応するため、2,550億バーツ相当の追加支援策が承認されました。

Source:Bangkok Post

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