バンコク都パホンヨーティン署に3日、同都チャトチャック区のコンドミニアム周辺で爆弾のようなものが発見されたとの通報があった。しかし、発見されたのは爆発物ではなくゴムテープで包まれた塩水入りのペットボトルと電線で、通報者の自作自演だったことが判明。警察は8日、通報した警備員の男(29)を逮捕した。
男は通報時、「怪しい人物が爆弾のようなものを置いたのを見た」と話していたが、防犯カメラの映像には怪しい人物は写っていなかった。警察がこの男を再度調べたところ、自らの犯行だったことを認めた。その後、覚せい剤を摂取していたことも分かった。
男は動機について、勤務先の警備会社に給料を前借りしようしたが断られたため、クビを恐れて上司に「良いことをした」と思われようと犯行に及んだという。
source:Matichon