タイ人オーナーの地元で優勝報告
5月19日、サッカーのイングランドプレミアリーグで優勝を飾ったレスター・シティーがバンコク都内で優勝パレードを行った。レスター・シティは、2015-16シーズンに下馬評を大きく覆す躍進を見せ、チーム創設132年目にして「世紀の番狂わせ」と言われるほどの奇跡的な初優勝を果たした。
同クラブはタイの大手免税店「キングパワー」の会長ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏がオーナーを務めているため、バンコクでの優勝パレードが実現した。
歴史的な王者を多くのタイのファンが祝福
この日、レスター・シティの選手たちは王宮を訪問したあと、戦勝記念塔付近の「キングパワー社」を発着点に夕方から2時間ほどかけてバンコク市内をパレード。クラウディオ・ラニエリ監督、主力として優勝に貢献した日本代表の岡崎慎司選手ら奇跡のVメンバーが乗るチームカラーの青色のバスには、タイ国旗も掲げられた。
交通規制は行われたものの渋滞の影響は避けられず、パレードは最終的に予定より1時間半ほど遅れるかたちとなったが、フットボールの歴史に“奇跡”を刻んだV戦士たちを、終始多くのタイのファンが祝福した。