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お祭り騒ぎのバンコク、危険なバンコク、変わり始めるバンコク

見た目はフェスデモ、でもフェスではない現在のバンコクについて
見た目はフェスデモ、でもフェスではない現在のバンコクについて

デモに慣れた楽観的感覚こそがタイの国民性

先日から続いている「バンコク閉鎖」が一週間を過ぎ、業種によっては多大な影響が出ながらも一部では、まるでお祭り騒ぎのようだと言われている現在のバンコク。出張や観光中に実際にデモを見たある日本人は「デモというよりまさにお祭り状態」と答え、日本国内の報道が大げさということに驚いている。

確かに本来デモとは国の存続に関わる反政府運動ではあるが、知人のタイ人DJは「バンコクシャットダウン」というゲリラ的な路上フェスを決行したり、政府運動をあざ笑う映像クリップを制作するなど全く緊張感がないという状態だ。


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タイ国内にとってのデモ活動とは地方農民の農閑期に起きる一大イベントとして見ている人もいるため、その楽観的な民衆の姿勢こそが「タイらしい」と言われてもしかたがない状況でもある。

楽観的感覚の裏に潜む反政府デモ運動の恐怖

しかしながら12日からの「バンコク閉鎖」以降、爆発騒動で死傷者もでており一般人にとっては危険性があることにはかわりはない。

17日のデモ行進中に起きた手榴弾による爆発事故に関しては、政府治安統括センターを監督するスラポン副首相兼外相が「デモ隊の誰かが手榴弾を自ら投げこんだ」という見解を発表した。しかし、科学捜査部門や地元警察の憶測からは、現場環境などの様々な理由から現時点で「実際は犯人がデモ隊に紛れ込んでいた」と結論づけることはできないとしている。


17日にアヌサワリー会場で手榴弾を投げた犯人の映像

また、同日の夜、デモ隊を率いるステープ元副首相は涙を流しながら演説し「ここ連日の爆発事件は完全なる政府側の犯行だ!」と主張、クーデターの誘発を狙ったステープ元副首相による”自作自演行為”というローカルメディアからの噂を全面否定した。

このままデモ隊への襲撃が続けば、非常事態宣言が発令する可能性が十分ある。

バンコク閉鎖の成果が見えてきたとある統計データ

NIDA(タイ国立開発行政研究院)が1月の16日〜18日にかけて、タイ全国で実施した現在の反政府デモに関するアンケート調査によると、現政府が主張している「総選挙後に政治改革を進める」という考えの賛同者がが38.9%、反政府側が主張している「政治改革後、改めた総選挙を行う」という賛同者が38.4%という統計がでた。

反政府側に立つステープ元副首相の主張も変わらず、まずは汚職が続くインラク政権を打倒した上で「人民議会」を設立させ、政治改革を進めるという計画を繰り返し演説の場で示している。それに対して現政府は「デモ隊の主張は選挙を経ない上での政権樹立で非合法だ」と指摘、予定通りの総選挙の実施と現民主主義を継続させる事が重要だと主張した。

今回行われた調査結果はバンコクシャットダウンの影響を受け、政府にとっては思いのほか厳しい結果となった。

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