アルコール飲料そのものの画像や映像の広告を禁止しているタイで、ノンアルコールビールの広告展開が相次いでいる。食品医薬品局では、広告でアルコールが入ったビールを連想させないよう、酒類販売会社に対して注意を呼び掛けている。
同局によると、これまでにノンアルコールを謳った麦芽飲料など23の商品に関する広告を確認。ノンアルコール飲料の場合、テレビやインターネットで広告を放送する際には同局に申請する必要があり、成分などに関する証明書の提出も義務付けている。
アルコール飲料を連想させる違法広告を配信した場合、販売元に対して罰金5,000バーツが科される。また「飲めば健康になる」などと消費者に誤解を与える表現をした場合は、懲役3年か罰金3万バーツ以下、またはその両方が科されるという。
source:Khaosod