6月7日、バンコク都内にある大型風俗店にタイ当局のガサ入れがあり、同店で働く女性約100人が売春容疑で検挙された。
風俗通りの有名店
ガサ入れがあったのはバンコクのラチャダーピセーク通りにある「ナタリー・エンターテイメント」。同店は日本人出張者や旅行者にとっても有名な店で、過去に日本の芸能人や著名人なども出入りしていたとのこと。
不法労働者と賄賂問題
今回のガサ入れは所轄警察の賄賂疑惑も浮上していたため、内務省地方行政局の職員と約100人の兵士を動員して行われた。検挙された女性は主にタイ族系少数民族のミャンマー人、その中には18歳以下の少女も働いていた。また、現場で見つかった”贈賄帳簿”には所轄警察や弁護士、バンコク都庁なども記載されていた。
取り調べはカード利用者が対象!?
タイのローカル風俗店は殆どが現金商売。そのため、店側が開示できた売上げ情報はとしてはクレジットカード支払合計額のみだった。当局は事件としての立件が難しいため、まず、カードの利用履歴から顧客にメッセージを送り、場合によってはサービスを受けた客本人を呼び出して取り調べを行うことも明らかにしている。
source:mthai
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