タイ当局はバンコクの歩道などで居座る「物乞い」の本格的な取り締まりを開始した。初日となった10月14日は、タイ人10人、外国人17人(隣国であるラオスやミャンマー)、合わせて27人を保護した。
今回、検挙されたタイ人は男性9人、女性1人で、今後は施設にて聞き取り調査などを行った後、職業訓練などに送られるとのこと。また、外国人は警察庁の移民局に引き渡し、後日母国へ送還させる。
タイにおける「物乞い」の存在とは?
タイにおける物乞いの存在は、家庭の事情や、職を失ったことでお金がなくなり、道端で道行く人に協力をせがんでいるケース。もう一つは国内のマフィアのお金集めの手先として、北部の貧しいところから車で連れてこられ、繁華街などに置き去りにされているケースがある。
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